千葉県おゆみ野の支援事業、その続報です!
9月26日(土)、「秋の水辺で赤トンボをさがそう!」をテーマに泉谷公園で観察会を行いました。「おゆみの道緑とせせらぎの会」の会員の皆さん、そしてお子さんを連れた3家族、合計23名にご参加いただきました。
はじめに、赤とんぼについてレクチャーをしてからスタートです。
朝まで降った雨でトンボが見られるか心配でしたが、それまでいなかったトンボたちがどこからともなくやってきて水辺周りの枝でたくさん姿が見られました。
お尻が赤いトンボ、頭の先からお尻まで真っ赤なトンボ、翅の先に褐色の斑があるトンボをゲット!大人たちも必死で網を振りました。アキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボ、それぞれの特徴と生活、アキアカネが激減していることについて話を聞いていただきました。頭にトンボをのせてうれしそう!
低木にはトンボの敵、ナガコガネグモが網を張っていました。巣に雨粒がついてとてもきれいでした。草地では、コバネイナゴ、クビキリギス、オンブバッタ、ツユムシなどが見られました。クビキリギスには噛まれないように気を付けてと話していたのですが、会のご婦人が指をカプリとやられ、ちょっと痛そうでした。
雨上がりなので雨好きのカタツムリたちが木の幹にたくさん集まって、まるでカタツムリの木があちこちに。ほとんどがこのあたりによく見られるヒタチマイマイでした。
カツラが甘い香りを漂わせていたり、小川でアメリカザリガニを捕ったり、曇っていたのであまり見られなかったチョウたちもいくつか姿を見せてくれました。
すっかり秋めいた街中の公園で、秋ならではのたくさんの生きものたちを見つけることが出来ました。今日出会った生きものたちは、公園を流れる川や草地の環境があるからこそ生きていけるのですね。たくさんの生きものたちがいつまでもここで見られるように、これらの環境を大事にしていきたいですね!