本日は、先日礼拝の見学に訪れた教会を再訪問しました。
こちらの教会では、社会的弱者に対する様々な支援活動を行っていますが、
中でも代表的な活動が日に3度行われる無償の食事配給プログラムです。
今回は、このプログラムに参加しました。
活動の背景には、長年深刻な問題となっている「貧困」があります。
サンフランシスコ市内には、移民や野宿者・低所得者などが住む貧困地区が存在します。
食事を食べに来る64%は定住する家の無い野宿者経験者ですが、
多くは何世代にもわたる薬物依存や貧困・劣等感の連鎖により、
安定した生活を送ることが困難な状態にあります。
こうした連鎖を断ち切るために、必要な自立支援を行うプログラムが始められました。
参加して感じたことは、なかなか触れられない問題を率先して取り上げ、
自ら立ち上がり、10年以上も活動を続けられてきた人々の想い。
現状はすぐには変わらないけれど、訴え続けていく「力強さ」「根気」「発信力」。
まだまだ私たちが学ばなければならないことが、たくさんあるように思います。
華やかなアメリカ社会の陰に潜む問題を目の当たりにしましたが、
日本についても振り返るきっかけとなりました。
さて、明日は「アルカトラズ島」を見学し、アメリカ原住民についての
歴史等を学びに行きます!明日もがんばるぞ~☆