サンフランシスコで迎える初めての朝。
カーテンの向こう側から聞こえた音は、とても強い雨の音。
身支度を済ませ、先行きに不安を感じながら外に出ると、
丁度よいタイミングでピタッと雨が止み、雲の隙間からちらりと太陽が!
と言うことで、無事にサンフランシスコ研修スタートです!
プログラムの初日ということで、まずは参加者同士の自己紹介!
今回は我々4名に加え、熱い想いを持った若者5名が参加しています。
自己紹介の後は、サンフランシスコのボランティアの話をコーディネーターの方から伺いました。
「誰もやらないなら、自分がやろう!」、「自分が育った場所に恩返しがしたい!」、「人権や貧富の差を無くし、平等な社会を作りたい!」という、様々な想いを持った人たちにより、アメリカでは次々に新しい活動が生まれているそうです。
オリエンテーションの後は、カリフォルニア州立大学バークレー校のキャンパスを見学!
まずは学食で腹ごしらえ!!ここは地元のオーガニック食材を扱っています。
「町のため、生産者のためになるものを!」というサンフランシスコの人々の精神がうかがえます。全米の州立大学の中でも唯一の場所です。
こちらは大学の隣にあるPeople's Park。
一見普通の公園に見えますが、「市民が憩いの場として利用できる公園にしよう!」という、市民の熱い想いが実現してできた公園です。
近くには公園ができるまでの市民の戦いを描いた壁画もありました。
この巨大な絵を見ていると、行動が実を結ぶことの喜び、そして未だ解決していない問題に立ち向かうことの大切さを感じます。
そしていよいよキャンパス内見学!
まずは立派なゲートの前で記念撮影♪
1868年に設立されたバークレー校は、
今まで何人もの著名人を生み出している大学です。
写真はとても大きく立派な図書館。利用していた学生たちは、
だれもが一生懸命勉強していました。
この大学に集まる学生はみな、
何か新しいことに挑戦したいという想いを持って勉強し、
得た知識や技術を在学中から様々な活動に活かして自分を磨いているそうです。
誰かに任せるのではなく、
自分が率先して新しいものを作る。
サンフランシスコの街並みやバークレー校の学生たちの姿からは、
かつての人々、そして未来を担う若者たちが持つ熱い想いを体で感じることができました。