【サンフランシスコ体験研修】 あっという間の2週間
2014年3月12日 /研修報告
3月11日、2週間にわたるサンフランシスコのボランティア体験プログラムも、いよいよ最終日を迎えました。
これから日本に戻りますが、サンフランシスコで見て、聞いて、体験したことを、今後の活動に活かしていきたいと思います!
さて、今回のブログでは、
自由行動の日に撮影した写真をご紹介します。
まずはサンフランシスコ内にある都市公園『ゴールデン・ゲート・パーク』。
広大な敷地内には水辺や草地、森の他に、テニスコートなどのスポーツ用設備などもある、多くの生きものと人々で賑わう公園です。
出会う生きもの全てに興味深々のレンジャー3名。なかなか先に進みません。
はらっぱには土が盛り上がっている場所がたくさんあり、モグラ塚かな?と思いきや、そのうちの1つからゴーファーというネズミの仲間が顔を出していました。
公園のいたるところで見られたのは、セイブハイイロリスというリスの仲間。
樹皮などを集め、巣作りをしている姿も見られました。
この公園内には『カリフォルニア科学アカデミー』という世界最大の自然史博物館もあります。工夫が凝らされた展示物がたくさんあり、自然について、時間を忘れるくらい楽しみながら学ぶことができました。
一方こちらは『ミュア・ウッズ国定公園』。
自然保護活動家のジョン・ミュアに因んで名づけられ、
世界一背の高い生物"レッド・ウッド(セコイヤスギ)"が多数見られることで有名な公園です。
2時間のみの滞在となりましたが、
現地のレンジャーにも会うことができ、充実した時間を過ごすことができました。
ボランティア体験を通じて様々な問題や団体の活動の現状を知り、
同時にたくさんの人、生きものにも出会うことができた今回のサンフランシスコ研修。
その中で、"多様性"という言葉をたくさん耳にする機会がありました。
人種、文化、価値観などなど、暮らしている人それぞれに違いがあり、その違いをお互いが理解し、認め合うことが大切なのではないか。そんな単純なことを、今回の研修で改めて深く考えることができました。
ここサンフランシスコでは、今もたくさんの人々が新しいことに挑戦しています。
私たちも、自分たちのフィールドで新しいことに挑戦していきたいと思います!!
以上、
サンフランシスコからお届けいたしました!
【SF体験研修9】声を上げ、立ち上がれ!
2014年3月 9日 /市民協働‐研修
サンフランシスコ研修9日目。
青空が広がり、気持ちのよい朝で一日がはじまりました!
今日は、先日参加したファーマーズマーケットで活動している
団体を再訪問しました。
ファーマーズマーケットで売上げたお金は、全てアフリカ系の
人々のための経済発展等のために使われています。
その他にも、お店で中古家具の販売によって資金収集を行って
いるので、今回はこちらのお店の活動に参加しました。
まずは、腹ごしらえをしてから!がんばるぞ~。
販売している家具は、全て住民の寄付によるものです。
私たちはこの活動を住民に周知するために、各家にチラシ
配りをしました。地域の人々に活動をアピールし、
より多くの人に理解を得ることも大切な活動です。
なかなか活動を理解して頂けないことも多々あるとの事でしたが、
これも現実。少しずつ理解を求めていくしかありません。
しかしお店には、住民から寄付された家具が
次々運び込まれていました。この活動も25年目とのこと。
地道な活動から、多くの人々に支えられているのだと感じました。
「一番大切なことは何よりも、声を上げ自ら動くこと!」
活動を通して学んだ大切ことです。
(※受け入れ団体の意向で写真の掲載はありません。)
さて、活動の途中で出会った公園で見つけたモノの紹介です。
①「うんち袋」発見!
公園の入り口に設置されていた「うんち袋」。
ロール式のビニール袋を必要な分だけ自由に
取れるようになっています。
アメリカでも日本でも、マナーの問題は同じだなぁ
としみじみ実感。
②安心して利用できるブランコ
周辺の地面もゴムのように柔らかく人工で作られており、
転んだり落下した場合でも衝撃が和らぐように
工夫されていました。
そして、遊具の色合いも周囲の森と違和感のないように
遊具の色がアースカラーで統一されており、
公園の雰囲気もとても落ち着いていました。
人にも自然にも優しい公園で、とても素敵だと思いました。
さて次回は、研修の最終日!
"エスニック・マイノリティの街づくり"をテーマに、
オークランドの中心市街地を見学します。また違った視点から、
コミュニティの仕組みを学びたいと思います!
【San Francisco研修8 日本語クラスで交流】
2014年3月 8日
研修8日目の3月7日(金)。
バスに乗って向かった先は、サンフランシスコ郊外にある高校。
この日は大学生のグループも合流し、日本語クラスの生徒たちとの交流を行いました。
教室には生徒たちが作った、日本に関する記事が貼られていました。
お城に芸能人、着物・・など、日本語も織り交ぜられた力作で、壁が埋め尽くされていました。
初級クラスの生徒たちには、自己紹介の後で災害用の保存食品や、お菓子など日本で流行っている食べ物を紹介しました。見たことのない食べ物に、皆興味津々!
その後は、外に出て「だるまさんが転んだ」で遊びました。
「転んだ」だけでなく、「笑った」、「泣いた」などバリエーション豊かに楽しみました。
中・上級クラスの生徒たちとは、3~4人のグループに分かれてそれぞれ日本で流行っている物の紹介や、好きな映画やアニメ、趣味などについて質問を通して会話を楽しみました。
アメリカで日本について学ぶ高校生たち。
その熱心さに触れたことは、私たちにとっても刺激的なものでした。
明日は先週訪れたファーマーズマーケットで、再びボランティア活動を行います。
次はどんな出会いがあるのか、楽しみです!
研修8日目の3月7日(金)。
バスに乗って向かった先は、サンフランシスコ郊外にある高校。
この日は大学生のグループも合流し、日本語クラスの生徒たちとの交流を行いました。
【SF体験研修7】農園ボランティア&日本あそび!
2014年3月 7日 /研修報告
本日訪れたのは、アラメダ半島にある元米軍居住地を
買い取りホームレス生活経験者の自立支援を行っている団体です。
ここでは約200家族へ住居を提供し、コミュニティを形成しています。
また、コミュニティに住む人々に対して、職業訓練や農業プログラム、
若者向けのプログラムなど様々なプログラムを実施しています。
活動の前半は、写真の種苗販売所でのボランティア活動です。
こちらはコミュニティ内の苗販売所で、
ここで作られる苗は全てコミュニティの人々が栽培し、
地域の人々に向けて販売されています。
販売所の後ろにあるバックヤードへ足を運ぶと、
無農薬にこだわった苗が沢山並んでいました。
最初の活動は、このバックヤードの雑草抜き!
現地コーディネーターの「ありがとう!」の言葉を励みに、
ジリジリと日が差す中で一生懸命にがんばりました。
後半は、コミュニティ内に住む子どもたちに向けて「折り紙教室」を開催!
「折り紙って何!?」と子どもたちも興味津々!
5歳~10歳の子どもたちとピカチュウや紙ふうせんなどを一緒に折りました。
沢山の作品ができあがり、最後に出来上がった作品をポスターに貼り付け、
子どもたちの名前を日本語で書きました♪
(※後半の活動は、受け入れ団体の意向で写真の掲載はありません)
今日の活動を通して、ユニークな自立支援の在り方に大変驚きました。
コミュニティに住む人とかかわった時間はわずかですが、
そこに住む人が自分らしく生きていく方法を見つけ出すヒントが、
この団体が実施するプログラムに散りばめられていました。
明日は、地元の高校生と文化交流をメインとしたボランティア活動を行います!
彼らとの交流を通してどんな発見が待っているのか、とっても楽しみです。
【SF体験研修6】アルカトラズ島でレンジャー発見!
2014年3月 6日 /研修報告
早いもので、サンフランシスコ研修が始まってから今日で1週間が経ちます。
この日訪れたのは、サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島。
かつてアル・カポネやマシンガン・ケリーなどの凶悪犯が投獄されていた刑務所跡地が、そのまま国立公園として一般公開されている小さな島です。
刑務所跡地として有名な人気スポットですが、
あまり知られていない歴史もあります。
それは、元々この島を利用していたインディアンたちが、後から来た人々に追い立てられ、住む場所を失ってしまったということ。
島の船着き場には、インディアンたちが島を取り戻そうと奮起した「アルカトラズ島占領事件(1969)」の名残も見られました。
インディアンが利用し、その後刑務所として利用されていたこの島は、
1973年に国立公園として一般公開されました。
今では環境NPOが公園の保護、管理を請け負っています。
また、島内にはいくつも花壇があり、
たくさんのボランティアたちが花の手入れをしていました。
島の船着き場から刑務所跡地を目指す途中、
金色のバッヂが胸に輝く、ビシッとした身なりの男性を発見!
もしやと思い声をかけてみると、なんとこの公園に勤めているレンジャーでした!!
今回出会うことができたレンジャーは男性と女性それぞれ1人ずつで、
他にも数名のレンジャーがこの島で働いています。
私たちもレンジャーですと自己紹介で話すと、
とても嬉しそうに私たちの質問に対応してくださり、
短い間でしたがとても充実した時間を過ごすことができました。
さて、親切なレンジャーたちに別れをつげて刑務所の建物に入ると、
まずイヤホン付きの音声案内装置が渡されます。
音声案内にしたがい、当時の囚人や看守たちが、
どの様に過ごしていたのかなどの話を聞きながら進んでいきます。
途中、先ほどとは別のレンジャーが、
たくさんの来園者を引き連れてガイドウォークをしている場面に遭遇。
主に公園の自然の中でガイドウォークを行う私たちにとって、
歴史的な建造物の中で行われるガイドウォークはとても新鮮な光景でした。
日々たくさんの人々が訪れ、
人気スポットになっているアルカトラズ島。
レンジャーとの会話や刑務所内での解説から、
その背景には様々な歴史、現在公園を管理する民間団体の努力があることを肌で感じることができました。
【SF体験研修5】It`s Recovery Time !!
2014年3月 5日 /市民協働‐研修
本日は、先日礼拝の見学に訪れた教会を再訪問しました。
こちらの教会では、社会的弱者に対する様々な支援活動を行っていますが、
中でも代表的な活動が日に3度行われる無償の食事配給プログラムです。
今回は、このプログラムに参加しました。
活動の背景には、長年深刻な問題となっている「貧困」があります。
サンフランシスコ市内には、移民や野宿者・低所得者などが住む貧困地区が存在します。
食事を食べに来る64%は定住する家の無い野宿者経験者ですが、
多くは何世代にもわたる薬物依存や貧困・劣等感の連鎖により、
安定した生活を送ることが困難な状態にあります。
こうした連鎖を断ち切るために、必要な自立支援を行うプログラムが始められました。
参加して感じたことは、なかなか触れられない問題を率先して取り上げ、
自ら立ち上がり、10年以上も活動を続けられてきた人々の想い。
現状はすぐには変わらないけれど、訴え続けていく「力強さ」「根気」「発信力」。
まだまだ私たちが学ばなければならないことが、たくさんあるように思います。
華やかなアメリカ社会の陰に潜む問題を目の当たりにしましたが、
日本についても振り返るきっかけとなりました。
さて、明日は「アルカトラズ島」を見学し、アメリカ原住民についての
歴史等を学びに行きます!明日もがんばるぞ~☆
【SF体験研修4】Power to the People !!
2014年3月 3日 /市民協働‐研修
サンフランシスコ研修4日目を迎えました。
今日は、サンフランシスコ市内に出かけてきました。
まず初めに訪れたのは、先駆的な取り組みで注目を集めている教会の礼拝です。
この教会は「社会から誰も排除されないよう、全ての人々を受け入れる」というビジョンに基づき、
チャイルドケア、野宿者のための食事提供プログラムなど様々な事業を行っています。
大きなスクリーン、カラフルな礼服、熱気に包まれた教会内。
期待が最高潮に達した時、ゴスペルの生演奏が始まりました。
ここでは、「平等な社会の創出」「女性の社会進出」「人生でチャレンジすることの大切さ」・・・
様々なメッセージが込められたゴスペルが歌われました。
魂のこもった歌声に心を打たれました。
大きなスクリーンでは、曲の歌詞やコンセプトに合わせた写真が流れていきます。
様々な人種や国籍の人が集まるこの場所では、言葉が通じなくても想いを伝える工夫が
随所に散りばめられていました。
ゴスペルは、奴隷制度化におかれた黒人が生活の苦しさから逃れるために
希望や未来への想いを歌ったことから始まったものです。
現在は差別以外にもエイズやトランスジェンダー等の
社会問題解決への想いも表現しています。
「マイノリティでも社会を変える力がある」「自分の信じる道を進みなさい」
ゴスペルを通して、そんな力強いメッセ―ジを感じることができました。
お昼を挟み、午後はミッション地区へ移動しました。
ミッション地区はラテン系コミュニティが形成されている場所で、
すぐれたミュール(壁画)が数多く存在しています。
こちらは、ミッション地区の中でも大きなミューラルの一つで、
とても賑やかでカラフルな絵ですが、その中には多くのメッセージが隠されています。
何気ない生活の中で見過ごしてしまう身近な課題に対して、
関心をむけるきっかけを作り出す役割を担っていました。
そして、ミッション地区では「コミュニティ・デイ」を設けて、
住民が集まってみんなで一緒に作り上げるミューラルもありました!
これは、市民プールに描かれた「水」をテーマにしたミューラルです。
作成にあたって、コミュニティの住民が好きなようにペインティングしました。
こうすることでミューラルに愛着を持ち、
コミュニティをより良くするきっかけとなるとのことです。
こうしたミューラルは、どれもとても明るくて楽しい雰囲気にあふれていました。
これまでの研修の中で、サンフランシスコには様々なコミュニティが存在し、
その地域ごとの特色が音楽、アート、食などで表されていることを学んできました。
特に今日の研修では、様々な社会問題をコミュニティの人々と
皆で楽しく解決していくポジティブな想いを感じました。
次回は、前述した教会で野宿者のための食事提供プログラムにボランティアとして参加します。
様々なバックグラウンドを抱えた一人ひとりの野宿者に対して、
その人らしく生きていくための支援の在り方を学んできたいと思います!
第3回ベランダガーデニング講座【バラ編】in 江東区
2014年3月 3日 /コミュニティガーデン
2014年2月27日、江東区主催のベランダガーデニング講座【バラ編】の第3回を開催しました。講座は全3回で、今回が最終回です!
ベランダガーデニング講座の概要は以前のブログ
【2014.2.06 ベランダガーデニング講座【バラ編】in 江東区】をご覧ください。
今回は、講師の有島薫先生(日本橋三越本店本館屋上チェルシーガーデンローズアドバイザー)が、クリスマスローズを会場に持ってきてくれました。
コンテストで入賞した作品の数々に、参加者の皆さん興味津々!!
講座のスタートは、恒例のウェルカムドリンクを飲みながら、グループごとに
おしゃべりタイム。
ドリンクはエキナセアのハーブティです。
前回の講座でプレゼントしたバラ苗の様子について、皆さん楽しそうに情報交換♪
グループメンバーは、もうすっかりバラ仲間になっています。
盛り上がったところで、有島先生の講義がスタート!
前半は、バラの病害虫対策について写真を見ながら勉強します。
後半は、参加者からの質問に先生が答える質疑応答の時間です。
病害虫対策は、皆さん悩まれていたようで、会場の雰囲気は真剣そのもの。
スライドで実際の画像を見ながら、この場合はこう!と明確に対応策を教えて
いただきました。
被害に対する具体的な対策だけでなく、先生おすすめの防虫剤なども紹介
いただきました。
皆さんメモしたり写真を撮ったり、熱心に勉強中。
質疑応答の時間は、以前アンケートでいただいた質問についての答えからスタート。
剪定について、土のリサイクルについてなどなど内容は盛りだくさんです。
江東区では、土をゴミとして回収していないため、回収場所についての紹介もありました。
質問の後に、先生が育てた美しいバラの写真を見て講義終了です。
講義の後は、ピーチフレーバーのハーブティでほっと一息。
甘い香りが漂う中、NPO法人 Green Worksの東方さん(江東区在住)から、江東区の花と緑のガーデン活動情報を紹介してもらいました。
区民が植物を育てるコミュニティガーデンの話を聞いた参加者からは、
「ぜひガーデンを見に行きたい!」「「ガーデン活動に参加したい!」と
嬉しい言葉をいただきました。
これで、ベランダガーデニング講座【バラ編】が全て終了!
有島先生は、講座後もずっと参加者からの質問に答えてくださいました。
有島先生ありがとうございました!
講座の参加者からは、
「バラの成長報告会をやりたい」「またこのメンバーで交流したい」との声を
たくさんいただきました。
講座をきっかけに、新しいガーデナーが生まれた事をとても嬉しく感じます。
皆さんのベランダで美しいバラが咲く日が楽しみです♪
【San Francisco体験研修3】 活気あふれるファーマーズマーケット
2014年3月 2日 /市民協働‐研修
サンフランシスコ研修3日目。
この日から本格的なボランティア活動がスタートしました!
まずは、電車とバスを乗り継いで現地へ!
電車からバスへ乗り換える人は、割引券が発行できます。
これから何度もお世話になりそうですね。
今回の舞台はファーマーズマーケット。
様々な種類の店と生産者が集まり、とても活気あふれた場所です。
今回の受入れ団体は、アフリカ系の人々に対する政治的抑圧や教育の欠如、経済格差などの問題に対し、良質で健康的な食品・食事の販売を通して資金援助を行っています。自分たちから社会を変えていこう!という気概に満ち溢れた団体でした。
主な仕事はスクランブルエッグを作ること。
オーダーによって、チーズやアボカド、トマトなどの具を入れて焼き上げました。
最初は慣れない作業に緊張の面持ち・・・。
しかし、すぐに手馴れてスムーズに作業ができるようになりました。
焦がさないように丁寧に仕上げたスクランブルエッグは、トルティーヤにして提供されました。青空が広がり、暖かくなったこともあって、お昼時には大変なにぎわいでした。
活動後のインタビューの中で、「アフリカ系の人々がより自由になるよう、わたしたちは地道な活動をしている」と話してくれました。
食べ物という身近な物をうまく使って自分たちの主張を発信する。
静かでいながらとても強い想いと行動力を間近に感じることができました。
明日はゴスペルを通して、今日とは違ったブラックコミュニティーの歴史を学びに行ってきます。
【San Francisco体験研修2】 バークレー校見学
2014年3月 1日 /市民協働‐研修
サンフランシスコで迎える初めての朝。
カーテンの向こう側から聞こえた音は、とても強い雨の音。
身支度を済ませ、先行きに不安を感じながら外に出ると、
丁度よいタイミングでピタッと雨が止み、雲の隙間からちらりと太陽が!
と言うことで、無事にサンフランシスコ研修スタートです!
プログラムの初日ということで、まずは参加者同士の自己紹介!
今回は我々4名に加え、熱い想いを持った若者5名が参加しています。
自己紹介の後は、サンフランシスコのボランティアの話をコーディネーターの方から伺いました。
「誰もやらないなら、自分がやろう!」、「自分が育った場所に恩返しがしたい!」、「人権や貧富の差を無くし、平等な社会を作りたい!」という、様々な想いを持った人たちにより、アメリカでは次々に新しい活動が生まれているそうです。
オリエンテーションの後は、カリフォルニア州立大学バークレー校のキャンパスを見学!
まずは学食で腹ごしらえ!!ここは地元のオーガニック食材を扱っています。
「町のため、生産者のためになるものを!」というサンフランシスコの人々の精神がうかがえます。全米の州立大学の中でも唯一の場所です。
こちらは大学の隣にあるPeople's Park。
一見普通の公園に見えますが、「市民が憩いの場として利用できる公園にしよう!」という、市民の熱い想いが実現してできた公園です。
近くには公園ができるまでの市民の戦いを描いた壁画もありました。
この巨大な絵を見ていると、行動が実を結ぶことの喜び、そして未だ解決していない問題に立ち向かうことの大切さを感じます。
そしていよいよキャンパス内見学!
まずは立派なゲートの前で記念撮影♪
1868年に設立されたバークレー校は、
今まで何人もの著名人を生み出している大学です。
写真はとても大きく立派な図書館。利用していた学生たちは、
だれもが一生懸命勉強していました。
この大学に集まる学生はみな、
何か新しいことに挑戦したいという想いを持って勉強し、
得た知識や技術を在学中から様々な活動に活かして自分を磨いているそうです。
誰かに任せるのではなく、
自分が率先して新しいものを作る。
サンフランシスコの街並みやバークレー校の学生たちの姿からは、
かつての人々、そして未来を担う若者たちが持つ熱い想いを体で感じることができました。