今日から、いよいよACGA(アメリカン・コミュニティガーデン協会)の大会です。
と言っても、今日はプレ会議。
明日からの本番に備えて、ゆる~く繋がりをつくる場です。
午前中は、それぞれの活動を主催するパネリストが登壇し、コミュニティガーデン活動を拡げる・続ける、をテーマに、資金調達や経済活動につなげる試みについて、会場とのディスカッションが行われました。
パネリストには、なんと赤ん坊連れのお母さんも!この会議は、女性率がとっても高くて、なんともアットホームな雰囲気です。
午後は、エキジビションタイム(団体ブース出展)。会場のロビーのみならず、中庭には動物たちもいて、とってもにぎやか。
今回、驚いたのは、ファーミング(農的生活)のすすめ、がとても多かったこと。なんと、シアトルではヤギを飼うことが人気だとか。新鮮なミルクやチーズを日々いただけるほか、ヤギの癒し効果も魅力のようです。ですから、ガーデニングのスターティングキット(初心者が始めるための一式セット)に並び、ヤギ飼いのマニュアルや相談窓口までありました。そのヤギも、中型犬ぐらいの大きさで、これなら都会でも飼えるかも・・。東京じゃムリムリ・・と思いきや、数年後にはヤギ飼いがトレンドになっているかもしれませんね~。
欧米の人たちはミツバチ大好きですが、Bee関連のブースも目立ちました。
そのほか、ネイティブプラントやネイティブシード、里山のような循環型農園(ガーデン)のすすめなど、そそられるブースがたくさん!
外ではフラッグをつくるワークショップも。
こんな美しいフラッグも!
そして夜には、ウェルカム・パーティが開催されました!
ACGAのパーティは、草の根団体の参加が多いためか、とってもフランクであったかい雰囲気。ケータリングに並んでホットドッグを選び、味の濃いオーガニックアイス(豆腐が主原料!)を食べながら、わいわいにぎやかにおしゃべりが弾みます。
私たちの隣にたまたま座った若者は、バージニア州でボランティアコーディネーター兼環境保全の仕事をしているダン。ボランティアと一緒に外来種の選択除草をしている、とのこと。そう、アメリカで一番困っているのが、日本産のイタドリ(ジャパン―ズ・ノック)。そして日本で一番困っているのが、アメリカ産のセイタカアワダチソウ。どちらも母国ではありえないほど大きくなってしまうのですね。またカブトムシやトンボ、キツツキの仲間についてなど、生きもの話で盛り上がりました。