研修も折り返し地点を過ぎ、今日で9日目。
天気予報は見事に外れ、雲一つない快晴です。
この日は、カリフォルニア州で最大のJAPAN TOWM(日本町)で、街路樹を植えるボランティアに参加してきました!
サンフランシスコでは、1976年の政策により、街路樹を植える活動が大幅に減少。
それに対し「街中には街路樹が必要だ!」と立ち上がった市民が中心となり、1981年に団体が設立されました。
現在は、市民とのパートナーシップで街路樹を植え育てる活動を行っています。
今日集まったボランティアは、30名以上!
近所に住む子ども達や親子、授業の一環として集まった市内の高校生、
一年以上も活動に携わっている熟練ボランティアまで幅広く参加しています。
5チームに分かれたら、道具を持って植える場所へ移動開始。
各チームには、背中に"Planting Leader"と書かれた、かっこいいパーカーやTシャツを着た
リーダーがつき、植え方を教えてくれます。
今回植える木の種類は、カンザン(Flowering Cherry)という八重桜。
ジャパンタウンでは、毎年4月に開催される"桜祭り"にちなみ、サクラの木が多く植えられています。
まずは、木を埋めるための穴掘りからスタート。
苗木は、予想していたよりも大きく、高さは170cm以上。
植えた後、いたずらや悪天候にも耐えられるよう、ある程度成長した木を植えるそうです。
羽鳥&日下チームは、高校生7名と一緒に作業しました。
全員が植樹は初めてとあって、道具の使い方や作業に不慣れの子も。
看板設置のために釘をなんなく打っていたら、「Hammer Lady」の称号もゲット!
こちらは、木の成長を促すために、大きくなりすぎた根を切っているところ。
楽しそうな作業の様子を見て、ご近所の方が飛び入り参加する場面も♪
約2時間後、20本以上の植樹が完了です!
植えた木には、団体の紹介や「コミュニティで世話をしていきましょう」といった文章が
書かれた看板を設置。サクラが咲くのは3月末。成長が楽しみですね♪
活動の後、予定されていたポットラックパーティ(持ち寄りパーティ)が無くなったため、
代わりに近くのレストランで使える食事券をいただきました。
このレストランは、この団体の活動を応援しているお店の一つ。
Give & Takeの精神で、「緑を増やし、もっと良い街にしていこう!」とコミュニティ全体で活動を進めていることを実感することができした。
市民とのパートナーシップにより、身近な緑を増やし、コミュニティの活性化につなげる。
birthの想いや活動と重なる部分も多くあり、自分自身の想いを見つめるよい機会となりました。
残りの活動は、内容や団体のルールの関係で写真を撮ることができませんが、最終日にまとめてご報告します。どうぞお楽しみに!(報告:日下)