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『まちに地みどりセミナー コミュニティガーデンの作り方』のご報告② ~いよいよ、午後からはセミナー開始!~

2012年12月 7日 /コミュニティガーデン

午前中のオプション企画が大賑わいで終わった後は、

三鷹市教育センターに移動し、いよいよセミナーがスタートです!

 

今回の「まちに地みどりセミナー」は、『みどりのまちづくり in Tokyo 2012』の第2弾として、企画されました。(主催:東京の緑を守る将来会議一般財団法人セブン-イレブン記念財団、後援:東京都都市整備局三鷹市NPO法人花とみどりのまち三鷹創造協会NPO法人Green Works

 

「地みどり」とは、地元や地域のみどりのこと。

学校や駅前の花壇、民家のお庭、緑のカーテンなど、みなさんの生活に身近なみどりが「地みどり」です。

 

今回のテーマは、『コミュニティガーデン』。コミュニティガーデンは、地域の方が集うコミュニティの場として愛される「地みどり」として、最近とても注目を集めています。

今年9月に行われた「東京の緑を守る将来会議シンポジウム」の中でも「コミュニティガーデンに興味がある!」「コミュニティガーデン立ち上げをサポートしてほしい!」という声が多く挙がっていました。

そこで、今回のセミナーでは、"コミュニティガーデンの基本"に関する講義や事例紹介を通じて、参加者が今後の活動を進めるためのヒントや、ネットワークづくりの場を提供することとしました。


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当日は、既にコミュニティガーデンの活動に携わっている方々、活動に関心のある学生、自治体の職員まで、様々な顔ぶれが28名集まりました。


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まず最初に、三浦香澄さん(NPO法人Green Works)より「あらためて学ぶコミュニティガーデンのABC!」として、コミュニティガーデンの基本についてのお話がありました。

「みんなで考えて、みんなでつくって、みんなが楽しめる!」というキーワードや、活動を進めるためのポイントなどわかりやすくご説明いただきました。


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佐藤事務局長からは、コミュニティガーデン発祥の地であるニューヨークの様子をご紹介。「日本のコミュニティガーデンもこうなったらいいのに!」と、皆さん刺激を受けたようです。


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次に、香川淳さん(NPO法人花と緑のまち三鷹創造協会)より、三鷹市における緑の現状とコミュニティガーデンの取り組みについてご紹介。

香川さんによると、三鷹市は、一人当たりの公園面積が東京都平均よりも少ない!そうです。

三鷹市には、井の頭公園や野川公園など比較的大きな公園があるため、みなさん「えー!」と驚きの声。

「でも、三鷹市には229か所!の小さな公園がある。それらを活かして、みなさんに緑を身近に感じてもらえるように、コミュニティガーデンをはじめ、ビオトープガーデンづくり、広場に芝生を植栽するなど様々な取組みを行っています!」と香川さん。

三鷹市やNPO、そして市民のみなさんと協働で進めている取組みに、みなさん熱心に聞き入っていらっしゃいました。


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続いて、午前中のボランティア体験会場となった三鷹市の「かもんガーデン」を事例に、コミュニティガーデンができるまでの流れを解説。立上げから関わった矢口直生さん(NPO法人NPO birth)が丁寧に話しました。

殺風景だった広場が、人が足を止めたくなるほどの素敵な広場に大変身した様子を見て、参加者より驚きの声があがります。


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かもんガーデンのデザインの作成を手掛けた木村智子さん(NPO法人Green Works)からは、デザインのポイントや花壇づくりの様子についてお話がありました。


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休憩タイムには、三鷹市のコミュニティガーデンから摘み取ったハーブで作ったハーブティでホッと一息。


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休憩後には、「コミュニティガーデンの様々なカタチ」と題して、各地でコミュニティガーデンを手掛けている三浦さんと木村さんより、公園や駅前、空き地などたくさんの事例を紹介いただきました。

都内でも様々な場所でコミュニティガーデンが増えてきているんですね!


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セミナーの後半は、コミュニティガーデンに関する想いや悩みを共有するワークショップです。

「○○があったら、もっとまちに緑が増えるのに!」というお題について、6つの班に分かれて意見交換を行いました。

15分ごとに班のメンバーを変え、色々な人と意見交換を行うという"ワールドカフェ形式"で実施。

みなさん、ここぞとばかりに、わ

いわい意見を出しあい、机の上の模造紙はたくさんのアイデアですぐにいっぱいに!


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共通のキーワードとして挙がっていたのが、活動を維持するための「仲間」、花壇施工や花の苗購入のための「資金」、今回のセミナーのような「場」や「きっかけ」、「行政のサポート」など。

みなさん、ワークショップを通して悩みも共有でき、解決の方向性も見えてきたようです。


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セミナーの締めくくりは、「東京の緑を守り育てるために助成金」を、萩原啓吾さん(一般財団法人セブンーイレブン記念財団からご紹介。

この助成金は、セブンイレブンの店頭の募金や寄付金をもとに、東京都と連携して、東京の緑の保全や育成などの活動を行う団体に対して活動資金を助成する制度です。


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ワークショップの中でも、「みどりが増えるためには、やっぱり資金も必要!」という声が挙がっていました。解決の糸口として、ぜひこの助成金にご応募ください!

*今年度の応募は1210日まで!詳細はこちらからどうぞ。

 

参加者のみなさんからは、

「大変魅力的な事例が多く、参考になりました!」  

「友達に声をかけて小さな広報活動をします!」

「みなさんがどんな活動をしているのか、悩めるところ等が共有できて勉強になりました」

など、嬉しい声をたくさんいただきました。本セミナーを通して、今後の活動のヒントを得ていただけたようです。

 

「みんなで考えて、みんなでつくって、みんなが楽しめる!」コミュニティガーデンづくり。

今回のセミナーが、活動の輪を拡げる一助になりますように。ご参加のみなさま、ありがとうございました!次回は各地のコミュニティガーデン巡りをしてみたいですね!

 (報告:日下 可菜)

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