去る10月5日、武蔵野地域の都立公園を担当しているスタッフ総出で、「第29回全国都市緑化フェアTOKYO」のメイン会場の1つ、井の頭恩賜公園に行ってきました!
まち中に緑を増やすことの魅力を伝え、そのアイデアを提唱するこのイベントは、毎年全国各地で開催されており、今年は東京にて9月29日から10月28日までの30日間開催されています。
井の頭恩賜公園では、テーマ「ふれあいとにぎわい、交流の風」のテーマのもと、新しく開園した西園エリアを中心に、たくさんのイベントや展示が行われています。
会場に入ると、まず目に入るのは、大きなガラス張りの大温室「花の庭~生命の館」。
中に入ると、天井に花がいっぱい!花鳥園グループの出展による空中花壇です。
エリア内には、こんなまん丸い池があって、
池のまわりにはぐるりと、こんなアートが。ここは「月の庭」。会期中にはお月見イベントも開催されるようです。
こちらは、ドイツの「クラインガルテン」をイメージして作られた農園です。
野菜畑やハーブ庭園、ビオトープの池など、かわいくてアイデアいっぱいのお庭です。こんなところで、のんびり過ごせたらすてきですね~。
これらの展示は都内の農芸高校が担当しており、野山北・六道山公園で活動をしている都立瑞穂農芸高校も出展していました!
東京都都市整備局による「貸庭」の展示コーナーも。「貸庭」とは、農地として維持することが難しい土地を庭として貸し出すというもの。お庭のない人たちにとっては朗報!
バーベキューができる庭、菜園、趣味の庭・・など、いろんなタイプのモデルガーデンがありました。これが実現したら、きっと大人気のプロジェクトになることでしょう。
「森のパビリオン」に入ってみると、
木に関する展示がいっぱいありました。展示方法の参考にと、熱心に見入る一同。
岐阜のOak Villageの展示では、MOKURIN(もくりん)という名前の「木の鈴」が目をひきました。ころんころんと、やさしい音。木によってちょっとずつ音が違います。
パビリオンの外には、子どもだけが入れるキッズスペースがありました。入口が子どもサイズになっています。大人でも子どもの気持ちになれば入れるかな・・。
中には丸太が組んであったり、小屋があったり。休日は子どもたちでにぎわいそう。
東京造形大学など美大関係の出展も面白い。木や植物をテーマにした展示です。
丸太のベンチが並ぶ野外ステージは、さまざまなワークショップが開催される場所。ステージのすぐ横には造園系の大学が菜園を出展しており、千葉大学では毎週末に「DELIガーデンのレシピ」と題したセミナーを開いています。
いま話題となっている「食の庭」がテーマのガーデンも。こちらは日本各地の20の自治体の合同出展です。
テーブルの植栽をはじめ、コンテナや壁面にも食べられる緑(エディブルグリーン)が活用されています。「こんなテーブルでランチを食べられたら最高~」といいつつ、目の前のグリーンをつまむ一同。(ん?食べていいのかな?)
野菜やハーブに囲まれながら、お昼寝もできたらさらに最高~!こんな椅子が公園にあったらいいなぁ~。
会場をいっぱい歩いたあとは、おしゃれなカフェで一休み。
こんなカフェも常設で公園にほしい~。
一同、たっぷりフェアを満喫!いろんな刺激を受けた見学会となりました。みなさんもぜひ会期中に足を運んでみてください。
さて、帰りは、井の頭公園を借景としたペパカフェでランチタイム。
見て、遊んで、学んで、おいしいものを食べて・・こんなパークライフ、どの公園でも実現したいですね!
すべてがイベント時限定ってのが、残念ですね^^;
もちろん、イベント時限定でこそできるトライアルも
ありますけど…
日比谷公園100周年記念でスタートした
日比谷公園ガーデニングショーも
2003年の第一回(100周年)のときには
中央の芝生でピクニックができるように
ピクニックシートとかごに入ったカトラリーの
レンタル(無料)があって、それを貸し出して
くれるお兄さんが、若くてイケメンだったり…
期間限定でなく、ずっとそうであってほしい
仕組みがたくさんあったのを思い出しました。
明後日までになってしまい、何とか急ぎ足でも
見に行くことができたらと思っていますが~~^^;
fuming | 2012年10月26日 10:01