きびしい残暑まっただ中の8月19日、野山北・六道山公園にて
オオニガナの苗をビオトープに移植する作業を行いました。
オオニガナは絶滅が心配される植物であるため、数を増やすために
作業はbirthのスタッフに加え、公園ボランティアメンバーの強力な
サポートにより進められました。地ならし、除草をして苗を植え付け
ていきます。さすがのベテランぞろいで作業が早い!
問題は、オオニガナがどんな環境だとよく育つのか、情報が少なくて
まだはっきりとはわからないことです。そのため、湿り気や日当りと
いった条件が違う場所をいくつも用意し、色々な場所に植えました。
植え付けのあとはテープを巻いた篠竹で目印をつけ、番号と葉っぱの枚数
を記録していきます。オオニガナは少しずつ葉っぱの枚数を増やして株を
大きくし、何年かかけて花を咲かせます。そのため、株の生育具合をみる
ためには葉っぱの枚数が大切な情報となります。
こうして移植作業が完了。どんな環境に植えた株が大きく育つのか、
きっと貴重なデータが取れることでしょう。今後のモニタリング調査の
結果も随時このブログで発信していく予定です。お楽しみに!