ブライアントパークの真ん中は、広々としていますが、ここにたくさんあるのが、
このチェア。
ニューヨーク市内ではどの公園でも見かけるチェアですが、どうしてこんなに使っているかというと、
「女性でも簡単に持てるでしょう。自分の好きな場所に持っていけるチェアなんだ」と、ビーダマンさん。
所定の場所から持っていかれたら困るじゃない!と日本の公園管理者だったら思ってしまいそうですが、ニューヨークでは、"人の居心地のよさ"を最優先にしているんですね!
このチェアは、ブライアントパークの団体のロゴにもなっていて、ユニフォームや
こんなところにも。
チェアをよく見たら、なんと思い出ベンチ(*)にもなっていました。
(*)一般の人が寄付をして公園に置くベンチ
思い出ベンチにするにはきゃしゃな椅子だなぁと思っていたら、メッセージは「すべての人を見て!」。ブライアントパークをよくするために尽力された方のようです。「人々が公園でなにをしたいのか、よく考えて公園づくりをしなさい、このチェアはその象徴です。」というメッセージのような気がしました。
こちらはスポンサー名入りのテーブル。ジャグリングのレッスンを、ペプシが支援しているんですね。
ゴミ箱もとってもかわいい!これなら、ポイ捨てしないで、ゴミを入れたくなりそう。
この公園でもガーデナーが活躍しているようです。どの花壇も、デザイン色合いともに、うっとりするほどきれい。
野鳥の水飲み場もありました。
おしゃれな公園には、おしゃれなレストラン&カフェが、とってもお似合いです。
公園入口には小さな売店風のカフェ。
そして最後にトイレの紹介。「ぜひ入ってみて!」とビーダマンさんが、自信を持っておすすめしてくれたわけは・・。
公園のトイレとは思えないほど、ゴージャス感が!
使用ルールサインも額入りです!
サインはもちろん、トータルデザイン。
ビーダマンさんの、ブライアントパークにかける情熱が、ひしひし伝わってくるツアーでした!
さあ、ツアーのラストは、タイムズスクエアです。
(佐藤留美)