スクエアめぐりは、まだまだ続きます。マンハッタンの南から北へ向かって歩いていくと、だんだんと人通りが増えてきました。
まちなかに、島のようにぽっこりと見えているのが、ブライアントパーク(Bryant Park)です。
スクエアめぐりで、私が一番感銘を受けたのが、この公園です。
園内に入ると、木々の緑もガーデンもとってもきれい。この公園も、1600年代から公園として利用されてきた、古い歴史のある公園です。
みんな、歩き疲れていたので、チェアと冷たい水をすすめられて、ほっと一息。
ブライアントパークについて説明してくれたのは、この方。ブライアントパーク・コーポレーション(Bryant Park Corporation http://www.bryantpark.org )代表のビーダマンさん。この団体もNPOとして、たくさんのパートナーとともに公園づくりをしています。
この公園では、それはそれはたくさんの種類のソフトプログラムが開催されているとのこと。
では園内に出発!
公園のマップサインを見ると、真ん中の広場を囲むように広めの園路があることがわかります。これらのサインは、すべてトータルデザインでとってもおしゃれ。マップサインの下にはパンフレット入れがついていて、だれでも自由に持っていけます。
まずはこちら。アメリカ人の郷愁を誘う、メリーゴーラウンドです。切符売り場もかわいいデザイン。このまわりでは、手品など子ども向けのプログラムが開催されるそう。
こちらは一見、ふつうの野外卓ですが・・。
ゲームコーナーでした!誰でも、無料で自由に楽しめます。
チェスコーナーや、
卓球コーナー、
ペタンクコーナー、
そしてなんと、野外図書コーナーも!
大人向けの本や新聞、
親子で楽しむコーナー・・、ここまでは驚かなかったのですが、
なんと、本をチョイスする専門コーディネーターが常駐していました!
さらに、詩の朗読や著者による講演会、本の書き方教室まで、たくさんの学習会が開かれています。これは5月か7月までのスケジュールボード。
そのほかにも、ニット教室、
太極拳、
モダンダンス、
そのほかにも、バードウォッチング、フェンシング、ヨガ、ジャグリング・・・・あらゆるプログラムが満載!
そして、週末やアフターワーク(平日の夜)には、この大きな舞台で、ライブや映画、演劇などが行われます。
こちらはこの夏の映画情報。ペプシコーラとラルフローレンがスポンサー。
http://www.bryantpark.org/plan-your-visit/filmfestival.html
Webサイトも、おぉっと唸るほど、so cool(かっこいい)!ツイッターやフェイスブックなども駆使しています。スポンサーもつくわけです。
ブライアントパークを見て、公園ってすごい!!と思いました。あんなことも、こんなことも、できちゃうんだ!って。
ブライアントパーク、次回も続きます。
(佐藤留美)