週末には、いろいろなプログラムに参加しました。
まずは、朝8:00からの「Birding(野鳥観察会)」に参加。
場所は、ブロンクス地区にあるバン・コートランドパーク(Van Cortland park)。
大きな広場やクリケットのコートが8つもあり、その周りには、自然豊かな森や池が広がる、ニューヨークで一番大きな公園です。
参加者は常連さんばかりだったようで、メンバーが集まるとさっそく観察会スタート!
この風景、日本でも一緒ですね...。
途中、こんなに美しい湖が!
鳥はもちろん、トンボやカメなどに出会うことができました。
今日案内してくれたのは、ナチュラリストのアンドリューさん。
私が大学時代トンボを研究していたというと、目をきらきらさせて「このあと、僕はチョウやトンボの観察に行くんだけど、一緒に行かないか?!」
と誘われました。生き物好きは万国共通ですね♪
この観察会はニューヨーク市のアーバンパークレンジャー部局が主催で、彼は市から講師依頼されて来ているそうです。
観察会終了後は、公園のネイチャーセンターで、市のパークレンジャーのルイズさんにお話を聞くことができました。
彼女の話によると、市全体でアーバンパークレンジャーはいま、25人。夏はカヌーなどのプログラムがいっぱいあり、とっても忙しいとのこと。一緒に話をしたシーズナルレンジャー(夏限定雇用のレンジャー)のビルは園内のカヌープログラムへ、彼女はビーチにあるネイチャーセンターへ出かけていきました。
パークレンジャーについて、日本と大きく違うのは、ニューヨーク市のレンジャーは市の公務員ということ。さらに、レンジャー職というのは、市の公園緑地&レクリェーション部(City of New York, Park & Recreation)の中で大きな位置づけにあり、今回ヒアリングでお会いした部長課長級の方々は、ほとんどがレンジャー出身です。環境教育や安全管理についての知識を持っていて、かつ実務経験のある人材が、ニューヨーク市の公園緑地を支えているんですね!