週末第二弾は、「ミリオン ツリーズ ニューヨークシティ(Million trees NYC)」のワークショップに参加。
このプロジェクトは、ニューヨーク市に100万本の木を植えて、緑豊かな街にしよう!というもの。市とNPOとの協働プロジェクトであり、なんとTOYOTAが大スポンサーとなっています。
http://www.milliontreesnyc.org/html/home/home.shtml
ワークショップは、ブロンクス地区の公園にあるレクリエーションセンターという市の施設で行われました。私たちのほかには、ご近所の親子が参加しました。
まずは、担当のキンバリーさん(市の職員)から、プログラムの説明を受けます。
ハンドブックに沿って、プロジェクトの概要から、木の植え方・ケアの方法まで学びました。
屋内での説明のあとは、外へ出て、実際にこのプロジェクトで植栽された街路樹のお手入れをしました。キンバリーさんが着ているのは、ミリオンズツリーのTシャツ。プロジェクトのパートナー団体のロゴがプリントされています。
ミリオンツリーの木には、黄色のプレートがついています。
公園や学校、街路などで、すでに目標の半分以上(50万本以上)が植えられているそうです!
今日の作業は、植えた木の周りの草とりと、
土をかいて柔らかくすることで水を浸み込みやすくすること。
道具の使い方も丁寧に教えてくれました。
最後に、ミリオンツリープロジェクトに参加するかどうかの質問があり、親子の参加者は参加することになり、ミリオンツリーメンバーズカード、そして手入れで使う道具セットがプレゼントされました。
参加者は、自宅に植える苗を無料でもらえます。また街路樹や公園にあるミリオンツリーのお手入れをすることができます。こうやって、市民がまちの緑づくりに実際に参加できるのですから、ほんとうにすばらしいプロジェクトです。
このワークショップは、市内各所で行われているようで、この日も3地区で同時開催されていました。ひとつひとつは地道な活動ですが、この数年でニューヨーク市に50万本が植栽されたことを考えると、すごい成果をあげていると思います!
ニューヨークに久しぶりに来た大塚理事によると、ニューヨーク市は格段に変わったそうです。緑が増えたし、人の笑顔が増えて、信じられないほどよいまちになった、と。
このミリオンズツリーのプロジェクトも、ニューヨークを変える原動力のひとつになっているのでしょう。2017年までに100万本!目標だそうですから、まだまだプロジェクトは続きます。これから、さらに変化するニューヨークが楽しみです。