3月24日(土)。くもり時々雨。
今日は練馬「松山憩いの森」で春一番に芽吹きだした草木を使って、自分だけのオリジナル草木ポットを作ろう!という講座を森の近くの小学校にて行いました。写真は一昨年に作られた見本です。
講師はネイチャーワークスの長野修平先生。子供たちは真剣に森のクラフト作家・長野先生のレクチャーを聞きます。
霧雨の降る中、フードをかぶって松山憩いの森へ出発!どんな木の芽が見つかるかな、わくわくしますね。
長野先生から木の芽や草の芽の採取の仕方を教わり、子供たちは紙の箱とスコップを持って、森の中を探検します。「あ、あった!」ちっちゃな木の芽が続々と見つかります。
良く探すと色々な種類のものが出ていますね。みんな、それぞれ自分のお気に入りの芽が見つかったようです。
小学校に戻り、木の芽の鉢植えの仕方を習います。
あらかじめ公園に行く前に皆で用意した竹のポットと、葉っぱのプリントをした素焼きのポットにそれぞれの芽を植えます。
ついに草木ポットが完成しました!
一つ一つに特徴があって、見た目もおしゃれです。
出来上がったポットのお披露目会をしました。
それぞれの創作のポイントを皆に述べてもらいます。「真ん中に大きい芽をもってきたところ」「(大きい芽の下に小さい芽が)雨宿りをしている」「高さをそろえた」など、良く考えて作られています。子供たちの小宇宙が草木ポットに現れていますね。
でもポットが完成したから終わり、ではありません。これから皆、自分の作ったこだわりポットの面倒を見て、観察していかないといけませんね。「赤ちゃんみたいに育てる!」という頼もしい声も聞こえました。小さな命を育てながら、植物や自然を大切に思う心も大いに成長しそうです。