3月11日(日)。晴れのち曇り。
ファーレ倶楽部主催「平成23年度第2回ぴかぴかアート」に府中の森公園のコーディネーター兼副所長の羽鳥が参加してきました!主な作業内容は、ファーレ立川の彫刻清掃です。ファーレ立川には、5.9haという狭い面積の中に109か所パブリックアートが設置されており、世界的にも珍しいアートスペースなのです。(ファーレ立川HP:http://www.gws.ne.jp/tama-city/faret/faret.html)
では、なぜ彫刻???
実は府中市は「彫刻のあるまちづくり」を推進しており、市内数十か所に彫刻が点在。その事業の一環で、都立である府中の森公園にもなんと計11体(内2体は府中市美術館敷地内)が設置されています。昨年10月には、公園主催で彫刻ガイドツアー(協力:NPO法人アートプロジェクトTAMA)も開催。
せっかくの素晴らしい彫刻作品も、ただそこにあるだけでは輝かない。もっと公園利用者にその存在と価値を知ってもらい、地域に愛される彫刻として公園から働きかけをしたい!そのためにはどう仕掛けていけばいいだろう?と悩む中、少しでも彫刻に関する知見を得たく、清掃ボランティアとして参加して参りました。
この日はなんと参加者総勢40名以上!4グループに分かれてワイワイ掃除しました。
109体も作品があると面白い作品にも出会います。
掃除しづらい作品(下の方にたまっている埃がとれない!)
↓
かわいい!(私は好き!)
年1回だけ扉が開く作品(清掃の日は特別です)↓ 当然みんな写真を撮ります。
『関係―未来2116年』という作品。2116年になると幹がこの太さになりますよ、という意味らしい。2132年と2089年のバージョンもあります。
などなど。まだまだ数えきれないほど!
さて、清掃方法も色々体験。周辺のアスファルトを掃いてブラシで磨いてきれいにしたり、
環境に配慮した特別な洗剤の希釈液をシュッシュして、
ゴシゴシゴシ。
それから作品の素材によってはワックスをかけることもありました。
とにかく子ども達が生き生きと精力的に参加していました。市内の学校でも彫刻鑑賞ツアーが企画されているらしく、大人よりも詳しいぞ、なんてことも。
午前・午後と計3時間清掃した後は、バリ在住の氏家先生による、バリの石を使ったブレスレット作りのワークショップ。こちらは参加できなかったので作品を拝借しました。
最後は先生を囲んで懇親会。バリってどんな所!?どんな生活!?という参加者からの突撃インタビューにも快く答えて下さいました!(中心に座っている茶色のジャケットの方が先生です。)
今回初参加し、たくさんのインスピレーションを得た彫刻清掃。同じような取り組みは府中の森公園でもきっと取り入れられるはず。ファーレ倶楽部さんや今回ご紹介下さったNPO法人アートプロジェクトTAMAさんと連携して、面白い企画を展開していきたいですね。今後も、府中の森の動きにご期待下さい♪
(報告者:羽鳥)
彫刻のお掃除、ご苦労様でした。
この運動を始めて知りました。大変良い事ですね!
ぴかぴかアート・来年は参加してみたいと思います。
この彫刻群のなかで、自動車を縦半分にしたのが目を引いて好きですね!
いーとん | 2012年3月15日 08:05