啓蟄が過ぎ、だいぶ春めいてきました。
寒い日もありますが、冬の寒さとは違います。
もう車のウィンドウガラスも凍結しないし、畑の霜柱も消えました。
春雨が冬枯れした山野を潤し、草木の成長を促しています。
写真は、東村山の雑木林で見つけたヨモギです。ヨモギは草餅の原料です。本格的な春の訪れを教えてくれる山野草です。
公園の花壇では、水仙の花が満開です。例年ですと1月の半ばに咲き始める花ですが、今年は開花が遅れました。甘く爽やかな香りが道行く人の足を止めていました。
近所の畑の直売所には、フキノトウが並んでいました。「今年は遅いよ。こんな事ははじめてだよ」農家のおじいさんが嘆いていました。
今年は春が遅れています。
それでも春はやってきます。
本格的な春が待ちどうしい日々です。