立春を過ぎた今頃の季節を、「東風解凍」と云うそうです。
その意味は、「春の暖かい風が氷を解かし、魚も勢いづいて泳ぎ出すといった初春の光景のこと」だそうです。
今日の東京はまさに東風解凍。
気温は低めなのですが、日差しがとても暖かく、気持ち良い一日でした。
カタクリが咲く斜面にも春の陽が差し込み始め、いよいよ春の足音が聞こえてきました。
そんな気配を感じたのか、今日の里山にはこの時期には珍しく多くの人がハイキングに来ていました。きっと春を探しにきたのでしょう。
それにしても今年の冬は寒かったようです。
例年だととっくに咲いている梅も相変わらず蕾のままです。
「東風ふかばにほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春をわするな」
そろそろ咲いてくれても良いのですが・・・。