まず、写真をよく見てください。
狭山丘陵の尾根道で撮影した光景です。
何か変じゃないですか?
そうなんです。
木々の梢、てっぺんが無いのです。
では、何でこんな事になってしまったのでしょうか?
わかりますか。
ヒントは写真に写っている鉄塔と電線です。
答えは、高圧電線下の樹林は、安全対策のため、背が高くならないように梢を切られてしまうのです。
何か痛々しいですよね。
どうせ切るなら根元から切り、背の低い樹林帯をつくれば良いのに。見た目も良くなるし、また、背の低い樹林帯ができて多様性な環境が作れるのに・・・。
そうは言ってもなかなか簡単にはいかないのでしょう。
でも、やれないことはないわけで、今度、管理者に提案してみます。
てっぺん無の樹林帯。冬の時期は痛々しいのですが、春になれば枝葉が展開し、もとの雑木林に戻ることでしょう。