昨夜半から降り始めた雨は、未明にみずれに変わり、明るくなる頃には雪になっていました。通勤には苦労の都会の雪も、子供たちには嬉しいものです。近所の小学校の校庭からは雪遊びをする子供たちの歓声が聞こえてきます。
写真は朝の八国山緑地です。
畑には雪が降り積もっていますが、山は雪化粧をしていません。
気温も比較的高いので、積もらないかも知れません。
今でこそだいぶ廃れてしまいましたが、日本には「雪見」をする文化がありました。
春の花見、秋の月見、そして冬の雪見。
それぞれ名所があったようで、浮世絵として今に伝えられています。
雪見の名所としては、歌川国芳の名所絵「雪見舟図」や葛飾北斎の富嶽三十六景「礫川 雪ノ旦」が有名です。
今だと何処の雪景色が良いでしょうか?
狭山丘陵だとやはり葦原ごしに見る里山民家の雪景色や多摩湖堰堤から見る雪の多摩湖がお勧めです。
多摩川や野川に降る雪も良いですね。
どうでしょう・・・。
たまには雪見など。
足元を固めて雪道を歩けば、初春の喜びもひとしおです。