なんて読むか知っていますか?
「すいせんうごく」と読むそうです。
では、どういう意味か知っていますか?
二十四節季の小寒の次候で、
「渡る風は冷たく、泉の上は薄氷が張っていても、泉の底ではかすかに温かさを含み、次第に湧き上がってくる」という意味だそうです。
時期的には、一月の十日から十四日頃ですから先週末あたりだったようです。
写真は、武蔵村山の里山民家上の田んぼです。
年明け第一週は凍っていたのですが、先週から氷が薄くなり、田んぼの底で水が動き出しました。近くにある人工的な池ではまだ氷が張っているのに、なんで田んぼの氷は薄くなってきたのだろう?とても不思議でした。
田んぼの水は、湧水なので、池の水よりも温むのが早いのでしょう。
まさに「水泉動」です。
昔の人の感性は素晴らしい!
改めてその知恵に感動しました。
さて、もう二三日もすれば大寒です。一年で最も寒い時期に入っていきます。
寒いし、乾燥しているので、風邪には注意しましょうね。