クイズです。
1000年以上、形が変わらず、
用途も変わらず、
材質も変わらず、
相変わらず使い続けられている日用品はなんでしょう?
ヒントはこの写真。
ちょっと考えてみてください。
いろいろありそうです。
例えば、「ハシ」「シャモジ」「まな板?」
答えは、「ホウキ」です。
一言で「ホウキ」といっても、座敷ホウキ、庭ホウキ、土間ホウキ、荒神ホウキと使用目的に応じて種類もいろいろです。
「座敷ホウキ」は、ワラでできている平べったいホウキです。
「庭ホウキ」は、竹の細い枝でできるとホウキです。
「土間ホウキ」は、パームヤシなどでできている平べったいホウキです。玄関などを掃くやつです。
「荒神ホウキ」は、竈(カマド)を掃くホウキです。さすがにこれは一般的ではありません。
この他にも高所用の柄の長いホウキや卓上の小さいホウキなどもあります。
話を戻します。
下の写真は、里山民家前の湿地です。オギやヨシが生えています。ここではオギを集めています。
種を取り外してしごくと、こんな風になります。
これに柄をつけて縛るとホウキになります。
柄の材質によって、いろいろな形のホウキができます。
ちょっと素敵なホウキの出来上がり。
当たり前すぎる日用品「ホウキ」
当たり前ゆえの深さがあります