今日1月7日は、七草です。
「せり、なずな、ごきょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」
七草を入れた粥を食し、厄を払う日です。
七草粥づくりは、前日から始まります。
まず、前日の夜、まな板の上に七草を置き、包丁で7×7=49回叩きます。
これを7日の朝、粥にして食べます。
さて、前日の夜の仕込みですが、この時、鳥追い歌を歌うそうです。
「七草ナズナ、唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に♪、セリこらたたきのタラたたき♪」
さて、この歌。どんな意味があるのでしょうか?
古代の日本では、疫病は、(唐土)大陸から渡り鳥が運んで来るという迷信が有りました。そのため包丁でドンドンと音を立て、鳥を追い払うことで疫病を退散させるという意味があるそうです。
まっ、七草の云われはともかく、たまには粥もいいものです。
晩御飯に七草粥はいかがですか。
景気よくまな板を叩き、歌を歌えば元気が湧いてきますよ。