2011年12月9日(金)
東京で初雪が見られたこの日、三鷹市で「下連雀けやき広場コミュニティガーデン検討会」の第1回目が行われました!
三鷹市では、NPO法人花と緑のまち三鷹創造協会が、公園やまちかどに花や緑を増やす活動の一環として、コミュニティガーデンづくりに取り組んでいます。
コミュニティガーデンとは、地域のみなさんがアイディアや力を合わせてつくる『地域の庭』。
人と自然がふれあう場をつくろうと、NPO birthはNPO法人GreenWorksとともに、三鷹のコミュニティガーデンづくりをサポートしています。いままでに「すぽっとガーデン」「Lガーデン」などすてきなガーデンがオープンしてきました。
さあ、今回はどんなコミュニティガーデンができるのでしょう。
こちらが、今回のコミュニティガーデン候補地の下連雀けやき広場です。
全5回の検討会を通して、ガーデン計画と施工、植栽を進めます。
第1回目の検討会「夢を語ろう!」には、ご近所の方や自治会長さん、広場に隣接した公会堂でコミュニティガーデンづくりをしている方など、色々な方が参加してくださいました。
みなさん、「三鷹に緑や花を増やしたい!」という熱い想いを持った方ばかり。
創造協会のスタッフより、三鷹市内のコミュニティガーデンや活動について紹介を受けたあと、けやき広場をどんな風に変えていきたいのか、みなさんに"夢"を語っていただきました。
「明るく立ち寄りやすい公園に!」、「お花を植えて癒しの空間に!」など夢は膨らみます。
さて、みなさんの夢をどんな形で実現することができるのか??
実際に広場に行って、現場を確認してみました。
「暗いと思っていたら、冬はけっこう明るいね」「円形ベンチの真ん中のケヤキ、枯れちゃったんだね」
「こっちの通路が暗いよ~」など、あれこれ話し合いながら、隅々までまわります。
うっそうとした樹林帯になっているところは、実は子どもたちの遊び場になっていたり・・・
サラリーマンがお昼によく使うベンチは、さっきの枯れたケヤキで作られていたり・・・
よ~く見て回ると、発見がいっぱい!
広場の見学を終えたら、気づいたことやアイディアをシェアします。
「入り口に花壇をつくる」、「うっそうとしている木を剪定し、明るくする」など具体的な意見が出てきました。
更に、出された意見から、"共存の庭"といったキーワードも浮かびあがってきました!
広場のイメージが見えてきて、利用のゾーニングができたところで、第1回目の検討会が終了。
検討会の最初は不安そうな面もちだったみなさんですが、最後は「これからどうなるのか、とっても楽しみ!」と、
わくわくした笑顔で帰っていかれました。
次回1月20日(金)の検討会では、今回出された意見をもとに、けやき広場のコンセプトづくりとガーデンデザインについて話し合います。これから参加してみたいという方も、大歓迎です!NPO法人花とみどりのまち三鷹創造協会へお問合せください。
(報告:日下)