12月8日(木)、お昼頃から雨が降った寒い一日。
都立野山北・六道山公園 里山民家にて、三菱商事株式会社(地球環境事業開発部門)のみなさんの「環境・CSR教育研修」を行いました!
テーマは、「森林の公益的機能を持続させるために」。
事業面で森林と深い関わりをもつ部門ということで、森林管理の実態、生物多様性の意義を学ぶことを目的とされた研修です。
講師は、松井一郎氏(NPO birth フォレストマネージャー)と平城尚史氏(NPO法人地域自然情報ネットワーク)の豪華なお2人。
まずは、里山体験エリアを中心にガイドツアーへ出発!
ピリッと冷たい空気の中、1時間半ほど散策し、里山の風景や自然林と雑木林と人工林の違いを体感していただきました。
お昼頃から雨が降り出し、予定していた「下草刈り作業」は、残念ながら中止となりました。
その分、ゆったりとした時間で座学を行うことができました。
松井氏、平城氏より、里山の仕組みや管理、森林の違い、公益的機能のお話まで、広く深いお話をしていただき、みなさん真剣そのもの。
講師お2人の熱い講義は、あっと言う間に時間が過ぎ、気がつけばプログラム終了となりました。
参加したみなさんからは、こんな声をいただきました。
・単に森林の総面積が増えれば良いというわけではなく、適正な管理によって公益的機能を高める必要があるということが理解できた。
・自然との関わりを考える機会となりました
・森林の種類、CO2とO2の関係、間伐材、森林の役目などのお話と、実際に林を見られたことが良かった。
三菱商事株式会社のみなさん、寒い中、本当にお疲れさまでした!
今回の研修を通して感じたことを普段の業務や日々の生活の中で、活かしていただければ幸いです。そして、里山の風景や四季の移り変わりを体感しに、ぜひまた公園へ足を運んでくださいね!