2011年12月9日（金）
新丸ビル内のエコッツェリアにて、緑とともにある暮らしを考えるセミナー 「エメラルド・ネックレス in Tokyo」が開催されました！http://www.tokyo-midori.org/pdf/eco.pdf
主催は、一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会、東京の緑を守る将来会議、セブン-イレブン記念財団です。
このセミナーは、緑やエコに関心はあるけれど、なにをしていいかよくわからない、具体的なアクションを起こすまでには至っていない・・という、20～30代の「若者」がターゲット！
そんなわけで、birthからも、８名の「若者」がサポートスタッフとして参加しました。
集まったのは、カメラマンやグラフィックデザイナー、IT関連のサラリーマンなど職種も年齢も様々なみなさん。私たちも含め、約40名が参加しました！
まず、「東京の緑を守る将来会議」代表の横張真（東大教授）氏より、ベルリンの事例を交えながら「チョイ農」についてのお話がありました。
「チョイ農」とは、農業にどっぷり浸かるのではなく、例えば、お昼休みの30分、仕事帰りなどちょっとずつ関わっていくというもの。これなら、日々忙しく働くサラリーマンやＯＬさんなど、若い方々も気軽に参加できますね！
次は、「緑と共にある暮らし」をテーマにしたトークショーです。
ファシリテーターは、鈴木菜央氏（greenz.jp発行人/株式会社ビオピオ代表取締役）。
ゲストスピーカーは、小野裕之氏（greenz.jp副編集長）、岩崎雅美氏（東京キャンプ代表）、柿原優紀氏（H.O.W共同代表）と豪華なメンバー。
ピクニックやキャンプ、結婚式など、身近な自然をおしゃれに楽しんでいる様子が印象的で、人と自然、まちをもっと身近に！もっと楽しく！そんな思いがほとばしっている方たちでした！また、初めて知る活動もあり、公園がある意味や価値、利用についても、改めて考えさせられる時間になりました。
そして最後は、ゲストの皆さんも参加してのワークショップ。
お題は「100年後の東京は、緑が今の2倍に増えています。それはなぜでしょう」というもの。
各グループからは、ユニークな答えが続々！「道路が芝になって、シェアカーならぬシェアホースが実現している」、「徴農制を敷く」、「道路緑化」などなど。皆でザックバランに意見を交わすことで、思ってもみなかった考えが生まれるという楽しさと、「そう来るか！」という驚きを体感したワークショップでした。
みなさんは、「東京の緑が2倍になっている」その理由をどう考えますか？
ひとり１人の想いが形になれば、100年後と言わず、あっと言う間に東京の緑は2倍になるかもしれませんね！
セミナー終了後は、懇親会。身近な緑をもっと大事にしたいという想いをもつ人たちが色々な分野にいるのだと実感することができました！
こういう場から、新しい繋がりが生まれていくんですね♪
セミナーが終わって感じたことは、
「ひと・まち・自然を繋ぐ方法やその可能性はどんな場所にもあるんだ！」ということ。
身近な自然との関わり方は、チョイ農やピクニック・キャンプ・結婚式など、十人十色です。
まずは、「気軽に楽しみながら、ライフスタイルにちょっとだけ緑を取りこむ。」これが、緑とともにある暮らしの第1歩だと感じました。
私たちは、その一歩になる仕掛けづくりをこれからも提案し、実践していきたいと思います。
（報告：平山）
