フレンチブルドックです。
今年5匹目の迷子犬です。
迷子の犬が持ち込まれた場合、警察や市役所、動物愛護センターに連絡します。
さらに迷子犬専門のインターネット掲示板や迷子犬ブログを立ち上げて飼い主を捜します。
しかし、これまで一度も飼い主は見つかっていません。
5匹の迷子犬には飼い主の手掛かりになるような物、例えば首輪などは一切ついていませんでした。
柴犬、ヨークシャーテリア、ビーグル、トイプードル、そしてフレンチブルドック。
いずれもペットショップでは高額な値段で取引される犬種です。
迷子犬が持ち込まれた場合、関係機関に連絡はしますが、犬は一時的に預かっています。
保護センターなどに持ち込むと短い期間で殺処分されてしまうからです。
飼い主が捜索に手間取っている間に殺処分されてしまうのを防ぐため、一時預かりしています。
しかし、これまで一匹も飼い主が見つかっていません。
これだけいろいろなチャンネルで情報を発信しているのに、飼い主は見つかりませんでした。
つまり、迷子犬ではなく、捨て犬だったということです。
飼い主の見つからない犬たちはとてもさみしそうです。
知らない場所、知らない人の中で不安一杯だと思います。
先行きは不透明。場合によっては殺処分です。
自分では決して味わいたくない境地です。
捨てるくらいなら、飼い主自ら命を絶ってやってほしい。
命を絶つくらいなら、捨ててほしい。
不安げに遠くを見つめる犬の前で気持ちは錯綜します。
このフレンチブルドックに明るい未来は待っているのだろうか。
どうしてあげればいいのだろう?
おかげさまで里親が見つかりました。
ありがとうございます。
幸せになれよ!
ブル。
birth事務局 | 2011年10月15日 20:00