グレートオーシャンロードは私たちが滞在しているメルボルンから南西に約90kmのところからスタートし、約260㎞に渡る海岸沿いの道路です。
"世界で一番美しい道"とも言われ、美しい海と国立公園にも指定されている森を満喫できるオーストラリア有数の景勝地です。
田代先生もオススメのこの場所にバスツアーで行ってきました。
この運転手さん、ただ者ではありません!!
運転しながらガイドもしてくれるのですが、ずーーーーーっとしゃべり通し!このエリアの歴史のことはもちろん、ちょっとバスを止めては色々な地元の植物を拝借して説明してくれます。
こんなに大きなブラシの木も!
そしてグレートオーシャンロードのゲートに到着!
海岸に下りてみると、きれいな色の海が広がっていました。
風は強いのですが、ゴミなど落ちていないきれいなビーチです。
砂浜だけでなく、ごつごつした岩がむき出しになっている海岸線もありました。
次に降りた場所では、サーフボードにつかまったコアラのパネルを発見。
顔を入れて写真を撮れるタイプです。オーストラリアにもあるんですね。
コアラのパネルがあるということは・・・
そうです!野生のコアラ!!
このエリアは野生のコアラの営巣地にもなっていて、この日はとても運がよく大きいコアラは2頭見られました♪ふわふわしていて本当にぬいぐるみのよう。彼らは23時間眠っていると言われるほど一日のほとんどを寝て過ごし、エネルギーを節約しています。
コアラのいる木の下には、写真を撮る人たちが全員上を見上げています。
ランチの後、なんだか周りの環境が変わってきました。このあたりはレインフォレスト、熱帯雨林の森だそうです。
景色はどんどん変わります。
次に現れたのは高い木のない場所。
近くに寄ってみると、腰丈くらいの木々がみんな真っ黒!このあたりは人為的に火入れを行い、コントロールしています。火入れによって風による浸食を止め、更新を促し、多様性を維持しているとのことです。
そして有名なTwelve Apostles(12人の使徒)に到着。ここも国立公園です。
整備されたトレイルを少し歩いて行くと、"12人の使途"が!ちょうど逆光になってしまいましたが、浸食された岩の形がとてもユニークです。石灰岩でできているため年々浸食が進み、現在は12人ではなく11人になってしまったそうです。
反対側には、二つの岩の残っている海岸線。海のきれいなブルーと黄色がかった岩が印象的です。
駐車場に戻ると船のような形の建物。簡単な喫茶コーナーとトイレがあります。
壁にはかわいいイラストのマップもはってありました。
佐藤さんはヘリコプターに乗って上から海岸線を見てきました!私は乗り物に弱いので断念。
夕方、空もうっすらピンク色に変わってきた頃、ロンドンブリッジに到着。先生が指差している部分は、以前陸地とつながっていて、橋のようになっていましたが、こちらも浸食によって落ちてしまいました。
帰り道、前の車が何で止まっているのかなぁと思ったら、羊たちが横断中!海岸線から少し陸地側に入ると、
周りは牧場だらけ。ちょうどお家に帰るところだったんですね。
朝7時に出発し、帰ってきたのは夜の9時。丸一日のバス旅行でしたが、ガイドもすばらしく、いろいろな植生や地形などをたっぷり見ることができました。
オーストラリアの自然のダイナミックさに圧倒された一日でした!
(報告:矢島)