Mountain Parks Fire Restorationという部署に所属するRobと一緒に火入れ後の植生調査に行きました。
今回は4つのプロットをまわります。
鍵のかかったゲート内に車を入れ、道なき公園内をGPSだけを頼りにプロットを探します。
久々の藪こぎ!
プロット地の目印であるオレンジテープを見つけ、早速調査開始。
① 30mのラインをメジャーで取ります。そして10m地点にサインを持って立ち、写真記録。
② 0~30mのライン上に落ちている燃えた後の枝をカウント。
③ 左右1.3mの範囲にある樹種のカウントと、胸高直径の計測。その中からピックアップして生きている枝は何m以上かと樹高を測ります。それぞれ調査表に記入。
④ 10m地点に1mのサークルをつくり、その中にある植物をすべて刈り取ります。
⑤ 0m地点を軸に3mくらいのひもを持って円を描きながら歩き、その内側にある樹種の太さ、本数をカウント。
1プロット約30分。火入れ後の回復度合いを1年に一度のペースで見て回っているとのこと。
複雑な調査も多いため、Citizen Scientistのボランティアと一緒に作業することはあまり多くはないようです。
大量の蚊に刺されながら、水の中をじゃぶじゃぶ渡りながらの作業でしたが、とても興味深い森林調査で貴重な体験ができました。