今回参加したボランティアでは、外来種のHolly(ヒイラギ)を取り除きました。
場所はPacific Spirit Regional Park。78kmのトレイルをもつ大きな公園です。
この活動は、前回紹介したMetro VancouverのパートナーグループであるPacific Spiritark SocietyというNPOが行っています。(http://www.pacificspiritparksociety.org/Volunteering/Holly_1.html)
今年の1月から毎週活動に参加しているという男の子とペアを組み、さっそく作業開始!
Hollyは、クリスマスに使う赤い実のなるギザギザした葉っぱの木。3~4mもある大きな木でした。
まずは横に伸びた枝を切って、その後直径10cmくらいの幹を伐りました。
グローブと保護メガネは借りましたが、ヘルメットはなしです。少し安全面が心配でした。
切った枝や材は、広いスペースに運びます。
まとめやすいように剪定バサミで小さくカットし、シートの上に。シートをクルクルっと巻いてしっかり締め付けコンパクトにまとめます。
この枝葉や材、後日公園スタッフが取りに来てコンポストセンターに持っていくそう。
そのため一度シートで固定した後、麻ひもでまとめ直します。
コンポストは、ガーデニングに使えるようにと市民に配ったりしているとのこと。
外来植物でも、自然資源の循環がうまくまわっているんですね。すばらしい!
最後に今日のリーダーだった女性と、一緒に作業した男の子と記念撮影。
ボランティアコーディネーターの女性は休憩時に来ましたが、活動自体はボランティアリーダーが引っ張っていました。
今日の活動は10名ほどの小さいグループだったので、他のボランティアのみなさんともいろいろ話すことができました。日本でもinvasive plant(外来植物)の引き抜きはやっているの?、日本のイタドリがすごく拡がってて大変だよ~・・・などなど。
この団体はボランティアコーディネーターの1人の女性以外、みんなボランティアだとのこと。
ボランティアの大きな力を感じました。