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Lifesaving document

2011年5月 3日 /事務局だより

本日、佐藤事務局長が救助した男性のご家族から男性が意識を取り戻したと連絡をいただきました。4月28日の朝に倒れて以来、3日ぶりに意識を戻されました。当日の記憶もハッキリしているそうです。
本当におめでとうございます。 

 

110503-1.jpg※写真は、本日(平成23年5月3日)発行の読売新聞の朝刊の記事です。昨日の表彰式の様子が掲載されました。

 

今回の応急処置は、発見→心肺蘇生→救急隊の搬送、医療機関の処置がスムーズに連動しました。その成果として心肺停止状態からの生還をなし得ました。この成功事例を検証し、さらなる応急手当技術の向上に努めたいと思います。


関係者のみなさまには大変お世話になりました。

あらためてお礼を申し上げます。

 

以下、現時点で判明している今回の処置の流れを時系列で示します。

 

9時4~5分:第一発見者堀内さんが階段にもたれかかる様に倒れていた男性を発見し、声をかける。返事がなく、様子がおかしいため、サービスセンターに駆け込む。
9時6分:島田副所長、維持管理スタッフが現場に急行する。佐藤所長はAEDを持って現場に走る。
9時7分:島田副所長119番通報を行う。【携帯電話記録】
9時8分:佐藤所長から折原に状況報告。【携帯電話記録】
9時9分:佐藤所長は倒れていた男性の呼吸・脈を取り、心肺停止状態を確認。直ちにAED装着。折原から島田副所長へ心臓マッサージを指示。【携帯電話記録】
9時10分:AED第一回目電気ショック
9時12分:AED第二回目の解析。人工呼吸・心臓マッサージ継続。
9時14分:救急隊現場に到着。蘇生。
9時17分:救急隊病院へ急行。

 

このように情報が関係者の間を分単位で伝わり、関係者が救命に関する行動を適切に行っています。この連鎖がこの度の人命救助劇を成功に導きました。

ありがとうございます。

 

 

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