今日は暖かな日になりました。
狭山公園に行ってみると、いつも通りの光景が繰り広げられていました。
お散歩をしている人、ブランコで遊ぶ親子、ボールけりをしている中学生。
みんなそれぞれに休日を楽しんでいます。
こんな平凡でありふれた光景がとてもありがたく思える今日この頃です。
パークセンターの裏では、ボランティアさんがシイタケのほだ木を作っていました。
公園整備で伐採された雑木に穴をあけ、シイタケのコマを打ちこみます。それをヤグラに組んで出来上がりです。
作業中、ボラのみなさんの話題はやはり地震と原発。
地震の時の状況、停電時の過ごし方、原発のことetc。
みなさん達観された方ばかりなので、厳しい話題も和やかになってしまいます。
地震が発生した日、手術で病院に入っていたAさん。
「手術は中止になるし、立ち合いのために来ていた奥さんは帰宅できなくなるし、奥さんからは家に帰れないのはあなたの手術のせいだと当たられるし、散々だったよ」とのこと。
2年前に癌のために入院していたBさん。
「俺は散々放射線治療をしたので、いまさらちょっとくらい被ばくしたって体調に影響ないよ」とのお話。
停電を奥さんと2人で過ごしたCさん。
「50年ぶりに女房と向き合って話したよ...。」
みなさん大笑いしながら次々に話をします。
何とかなるか。
心配しても何ともならないし。
笑ったら気持ちが明るくなり、前向きになりました。
笑う門には福来る。
こんな時だからこそ、明るく笑って過ごしましょう。
ボランティアのみなさん、ありがとう。