昨日は二十四節気の雨水(うすい)でした。
雨水というのは、空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころであり、寒さも峠を越え、衰退し始める時節です。
先週降り積もった雪は、日の当たらない山陰にわずかに残るばかりです。
この時期に見ごろとなるのが、黄色い花弁が特徴のマンサクです。
「マンサク」は、春一番に咲く。
つまり、まず咲く花であり、まず咲く→「まんさく」となったと言われています。
まず咲く花。
勢いのある良い名ですね。
この花の色合い。
何かイメージしませんか?
そうです。ケーキの王様「モンブラン」です。
この花を見ていると、「モンブラン」を思い出し、食べたくなるから不思議です。
「あれ?」マンサクを見ていると「モンブラン」を食べたくなるのは、私だけですか?
んな事はどうでもいいとして、早春の里山で咲く「マンサク」は、実に美しく、黄色い色合いが心を温めてくれます。
マンサクの見頃は、今週一杯は狭山丘陵付近、来週からは青梅・五日市辺りになると思います。
春一番にマンサクを見る。
小粋な気分にしたれます。