セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、 ホトケノザ、 スズナ(かぶ)、スズシロ(大根)
そうです。春の七草です。
明日、1月7日は、「七草がゆ」の日です。
七草がゆは、年末年始のご馳走で疲れてしまった胃をやさしく癒してあげるために食べるもので、万葉の時代から食されているそうです。
「正月7日に、七つの野草を粥にして食べると、一年病気しない」
そう言われりゃ~食べないわけにはいきません。
春一番に、野生の若菜を摘み、食す。野草の新鮮な力を体に取り込み、一年分の病気を吹き飛ばそうって寸法です。
ここでちょいと気になる事が...。
「野草の新鮮な力」って部分です。
つまり、スーパーで買ってきた「春の七草がゆセット」ではご利益が少ないってことです。
やっぱり、野草は野生でなくちゃ。
と言っても、簡単に野草なんて集まりません。
郊外の川べりや田んぼに行けばセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、 ホトケノザまではなんとかなります。
ところが、スズナ(かぶ)、スズシロ(大根)は絶対無理。
そもそもこの2つは、野草じゃない。
よし!5種類は自前でなんとかしよう。
ダメもとで近所の田んぼに行ってみると、意外にも春の五草が簡単に集まりました。
ついでに帰り道の野菜直売所には、スズナ(かぶ)、スズシロ(大根)が並んでいた。
想定外についている。今年はやっぱり春から縁起がいいや!。
集めた野草は、前の日、つまり6日の夜の内に、まな板の上に乗せて、トントントンっと包丁で刻んでおくそうです。この時、なるだけ景気良く、どんどんと音を立てて野草を刻むと良いそうです。音が厄払いになっているそうです。
アパート住まいの人は気をつけましょうね。
さぁ、みなさん。
みなさんも自前で野草を集めたくなったでしょう!
さあ、今なら大丈夫。まだ、間に合います。