以前、村山大島紬のお話をしました。
「百年目」の村山大島紬の話です。
その後、村山大島紬の伝統工芸士の方に鑑定して頂き、正真正銘の村山大島であることが判明しました。相当歴史のある村山大島でたいへん貴重な品である。ただ、百年あるかどうかは定かではないそうです。
さて、今日紹介するのはもう一つの絶品です。
この村山大島は、里山民家のある武蔵村山市岸で作られた一品です。
染めは狭山茶の生葉。織物のデザインは、原田福夫氏です。
どうでしょうか?
洗練されたデザインと自然な色彩。
眺めているだけでため息が出るほど美しい一品です。
さて、この着物。
どうしたものか?
飾って置くだけでも十分価値があるのだが、やはり、着物は着て何ぼのもの。
では、誰ならこれを着こなせるだろうか。
帯はどうする?。羽織紐は何色が良いのだろう?
手が出ない...。
さて、どうする?!