インドより礒脇です。
今日は、はじめて村へ訪問し、村人に話を聞く日です。
どんな村でどんな人々が暮らしているのか?
想いをめぐらせながら出発しました。
本日の村は、ブータラグダ集落といい、センターから車で一時間ほど。
27世帯が暮らす、小さな村です。
村を案内してくれたのは、若いリーダーの一人であるモハーンさん。
とっても爽やかな笑顔で迎えてくれました。
まずは、木陰で村についての質問タイム。
「健康はどうやって維持しているのか?」という質問から、
薬草の使い方や知識についての話に発展しました。
モハーンさん曰く、
村では、熱や下痢などの基本的な体調不良は、薬草で治してしまうとのこと。
配合などは各家庭で違い、それぞれの秘密なのだとか。
家畜のヤギの骨折も薬草で治すらしく、
寝たきりだったヤギが3日で立ち上がり、元気を取り戻したそうです。
今日は治療の4日目だそうで、確かに骨はまだ折れていましたが、
足を引きずりながらも元気に草を食べていました。
その後、モハーンさんに村を案内してもらい、
ご自宅をみせてくださいました。
質素ですが、愛があふれるとっても素敵なお宅です。
土も屋根もすべてこの村のもの。1ルピーもお金はかかっていません。
3世帯が住めるようになっていて、
隣は、出産したばかりの妹さんのお家でした。
滞在は、あっという間の2時間ほどでしたが、
村のことを知る貴重な第1歩になりました。
センターへ帰ると、ふりかえりとディスカッション。
「村へ行って何がわかったか?」
「何をつかめたか?」
ラマラージュさんと前川さんより、
事実をつかむためのポイントについて熱い話をいただきました。
自分の質問の仕方、考え方について考えさせられ、
次につなげたい!と気持ち新たになる時間でした。
明日は、ポガダガバリ村に24時間ホームステイです!
参加者3人ともスタッフもつかず、一人ずつ各家庭にお邪魔します。
不安もありますが、何が起こるかワクワクします。
ということで、次のご報告は明後日なります。
楽しみにお待ちください!
礒脇桃子