今日、狭山公園パークセンターに行ってみると、中ではたくさんの人が集まってバードカービングをしていました。バードカービングというのは、鳥の彫刻のことで、材料の木を彫り出し、鳥の形をつくり出す技術のことです。
熟練者が作ったバードカービングは、本物と見間違うほどです。
さて、今回のバードカービングは、前半が公園内をバードウォッチングしながら散策し、その後、室内でバードカービングを行うという内容でした。
カービングは、初心者向けの講座であるため、狭山公園ボランティアの方が事前に準備した鳥形の木片を、紙やすりで削り、着色しました。
とても単純な作業なのですが、綺麗に作るのは簡単ではありません。参加者のみなさんは、みな熱心に木片を磨き続けます。
一時間半ほどかかったでしょうか。
木片は、かわいい鳥になりました。
Bird carvingは、海外から入って来た技術ですが、木彫りの動物づくりは昔から日本にもありました。有名なのが、日光東照宮の三猿「見ざる、聞かざる、言わざる」。「眠り猫」。眠り猫の裏にある「雀」。
左甚五郎作と言われるこれら動物彫刻は、世界的にも有名なcarvingです。
さて、この講座から21世紀の左甚五郎、いな「狭山甚五郎」が生まれるか!
こうご期待!!