民家の軒下に、柿がぶら下がりました。
これから一月、柿は干され、寒風にさらされます。
なぜ干すのか?
理由は、甘くするためです。
渋柿なので生のままでは食べられたものではなりません。
しかし、これを干すとなぜかとても甘くなります。
ではなぜ甘くなるのか?
そもそも柿の渋みの成分は、「タンニン」という物質だそうで、干すと「タンニン」というやつが固まって渋みを感じなくなるそうです。
分かりましたか?
なんか分かったような、分からないような理屈です。
因みに、もともと甘い柿を干したらどうなるのか?
普通に干し柿になるそうです。
ならば...。
甘柿にはタンニンはないのか?
??わからない...、断念。
ここでさらなる疑問が。
干し柿は、渋い柿を甘くするための加工方法なのか?
それともドライフルーツ、保存食づくりの加工方法なのか?
つまり、渋を抜くためなのか?、保存性を良くするためか?
・・・。
どっちでも良いことですね。
さて、軒下の干し柿。
年末に取り込み、良く揉み込んだら日陰で寝かし、白い粉を吹いたら出来上がり。
正月に民家を訪れる方に振る舞われます。
美味しくできるかな。