先々週の福島県に続き、昨日は愛知県公園緑課のお招きで岡崎市に行ってきました。
何をしにいったのかと言えば、「緑豊かな美しい愛知づくり講演会」でお話をさせて頂くためでした。
講演のタイトルは、「まちに地みどりを増やそう!~人と自然の共生できる社会をめざして~」です。
会場の岡崎市図書交流プラザには、愛知県内で公園緑地の仕事をしている300名の方がお越し下さいました。
講演会は、二部構成で進みました。
第一部は、名古屋市立大学「折口哲夫」教授から「地域の個性を活かし、まちの魅力を高める景観づくり」というお話がありました。岡崎市は徳川家康ゆかりの地域であり、町中至る所に史跡が残っています。こうした史跡などをまちづくりに活かす事の意味についてご講演頂きました。
第二部では佐藤が講演をさせて頂きました。
まず、なぜ今、まちに緑なのか?
次に、緑のまちづくりに欠かせない市民との協働
そして、都立公園で行われている実例
という流れでみどりのまちづくりについて話をさせていただきました。。
講演時間1時間半という長時間にもかかわらず、みなさま大変熱心で、講演後も多くの方とディスカッションをさせて頂きました。
NPO birthは、愛知万博開催の折、「まちに地みどり館」という名称のブースで出展しました。
講演タイトルにある「地みどり」という言葉は、この時に生まれたコンセプトです。
地元のみどり、愛着のあるみどりという意味を込めて「地みどり」です。
愛知県はまさに「地みどり」ゆかりの土地、今回の講演は、地みどりの里帰りのようなものでした。
日本の工業技術を牽引する愛知県が、緑や市民協働の分野でも日本を代表する地域に成長してくれる事を願って止みません。
愛知県のみなさま。ありがとうございました。