昨日の午後から降りだした雨は、夜半にはあがり、今朝は清々しい快晴です。
日々、冬の気配が近づいてきており、朝の起きがけには何か肩に羽織るものが必要になってきました。
昨日の夜、となりの家の人からサツマイモのお裾分けを頂きました。
聞くところによると小学校一年生のお子さんが授業でイモ掘りに出かけ、掘って来たおイモだそうです。
「どこで掘って来たの?」
そう尋ねると、「八国山の下のマノさんち」との返答。
このマノさんという方は、東村山の野口で代々農業を営んでいる方で、私たちが管理させて頂いている八国山緑地で、毎年、落ち葉かきをし、その落ち葉でサツマイモを栽培しています。
「あぁ!あのマノさんかぁ。それでこのおイモが、八国の落ち葉で作ったおイモで、それを近所の小学校の子供達が掘って来て、それをお裾分けしていただいた、って訳か」
「八国山の落ち葉が、地域循環しているのが凄い!」
ふかしたおイモを手にとると、八国山でマノさんが落ち葉かきをしている光景が浮かび、子供達が泥だらけになってイモを掘っている光景が浮かび、自分も小さい時にイモ掘り体験教室に行ったことを思い出し、自分がイモ掘りに行った畑は、西原平地林の隣だったことを思い出し、雑木林の中でシイタケ栽培が行われていた事を思い出し...。
想い出の連鎖が永遠に続くのでした。
命の基本は、食べることであり、
食べるものがなければ人は生きていけず、
だから食べものが近くにあるのは凄くありがたい事なわけで、
八国山の落ち葉とマノさんとおイモと小学生に感謝です。
「ありがとうございます。」