今を遡ること十数年前のある日。
友達が見慣れない飲み物を買ってきた。
「これ、うまいんだぜ」
ちょっと貰って飲んだその味は、今風に表現すると「ビミョウ~」。
コーラでもなく、ガラナでもない、その飲み物の名は、
「Dr.Pepper」
日本での販売開始は1973年。
販売された当時、これはまた変わった味の飲み物を発明したなぁ!と思っていたのだが、なんとアメリカでは1885年に発売され始めていた。
写真のビンは先日、狭山公園の宅部池から出てきた物。
たぶん70年代~80年代のビンだと思います。
思い起こせば、この時代。ゴミはポイ捨てが基本でした。
車の窓からゴミをポイ。
駅のプラットホームから線路にタバコの吸い殻をポイ。
水辺で飲んだ飲料のビンや缶は、普通に池の中にポイでした。
「ポイと捨てても時間が経てば消えてしまう」
そんな感覚でゴミを捨てていました。
それが数十年経って、ゾンビのように甦ってきました。
このビンの事も地球環境問題も根っこは一緒。
「う~ん。反省」
胸が痛む。