昨日は狭山公園の池、通称「たっちゃん池」で清掃と魚類調査を行いました。
この清掃&調査のために多くのボランティアが集まりました。
なんとその数40余名。
水の環境に関心を持つたくさんの方がたっちゃん池に集結しました。
作業は10時から始まり、昼食休憩をはさんで午後4時位まで、池底の清掃や魚類の捕獲が行われました。
池底は、投げ込まれたビンや缶、釣り糸、ルアーで足の踏み場もないほどです。
その光景は虚しいばかりです。
残り少なくなった水の中では、投網、タモ網を使って魚類の捕獲が行われました。
池底に溜まったヘドロに足を取られながら地道な作業が続きます。
捕獲された魚は、コイやフナ、ブラックバスです。
クチボソやヨシノボリといった小魚は数えるばかりです。
小魚は、コイやブラックバスに食べられ、ほそぼそと生きながらえている感じです。
今回の調査で、改めて日本人の自然との付き合い方について考えさせられました。
一見、美しい湖水。しかし、水面下はゴミだらけ。
見えないところは汚い。
「私たちの自然とのかかわりは、こんなものなのか!?」
現代人の美意識の劣化がもたらす現実です。
自戒の念も込めて、残念です。
希望は、そうした状況を何とかしようと頑張っている人達がいること。
下の写真は、北川かっぱの会の面々とbirthのスタッフ。
水辺の環境を守っていくための話は夜半まで続きました。