念願のヤギが里山民家にやってきました。
と言っても、一日だけの滞在でした。
それでも嬉しい訪問でした。
里山民家でヤギを飼いたい。
都立野山北・六道山公園の指定管理を行う際に構想した夢です。
しかし、いざ飼おうとなるとそう簡単な話ではありませんでした。
そもそも都市公園の施設でヤギの飼育が許されるものなのか。夜間や休日の面倒はどうするのか。病気や衛生問題への対応は可能か。来園者に危害を加えないかetc
ヤギは性格も穏やかで丈夫。人々を癒してくれる効果も高い。それでもなかなかハードルは越えられない。
ここ5年間、ずっとモヤモヤしていたヤギ問題。
この問題に希望の光が見えたのが今年の春。
動物と地域の人々とのふれあいを進める活動を推進しているサークルとの出会いでした。
そのサークルとは、東京農工大学にある農ゼミの「のたっと」。
「のたっと」のみなさんのお陰で、5年越しの念願が成就したわけです。
実際、ヤギがいると里山の風景は引き立ちます。
草地にヤギがいるだけで、絵になりますし、なぜか人々の心も湧きたちます。
「のたっと」のみなさま。
本当にありがとうございました。
またのお越しを心からお待ちしています。