9月4日(土)~5日(日)、埼玉県寄居町で
第21回全国トンボ市民サミット寄居大会が開催されました。
このサミットは、トンボをシンボルとして、
身近な自然を保全するための情報交換や
連携の場づくりとして始まったものです。
1日目は、エクスカーションと交流会、
2日目は、本大会が実施されました。
1日目のエクスカーションでは、トンボ観察コースに参加。
トンボ好きなら知らない人はいない、
むさしの里山研究会の新井裕さんが案内してくださいました。
まずは、子供たちが川遊びを楽しめる「風布川」。
次に、寄居町にトンボ公園をつくる会が管理している
「よりいトンボ自然館」と「トンボ公園」。
ここは、20年以上にわたり、ボランティアの方の手によって
維持・管理されている場所です。
オナガサナエやミヤマアカネなど様々なトンボが見られ、
新井さんの解説にもみなさん興味津々。
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夜の交流会では、同じ想いをもつたくさんの仲間に
出会うことができました。
学生時代からの憧れだった方々に
実際にお会いし、話を伺うことができ、私は大興奮!
2日目の本大会では、
はじめに「赤とんぼ調査の報告会」があり、
赤トンボ調査の意義や結果報告、今後の課題などについてお話がありました。
次に「昆虫少年を育むために」というテーマで、
昆虫少年の現状や育成について議論が交わされました。
現役の昆虫少年(中学生と高校生)から実体験の話もあり、
会場は大いに盛り上がりました。
最後にトンボの歌をみんなで歌ってサミットは終了。
北は北海道から南は鹿児島までいろいろな場所から
約120名が参加し、大成功に終わった寄居大会。
今回、お世話になった実行委員の皆さま、
お会いした多くの皆さま、
楽しいひと時を本当にありがとうございました!
次回の開催地は、私の故郷である鹿児島です。
ラムサール条約湿地にも登録され、
ベッコウトンボの生息地としても有名な藺牟田池で行われます。
今から、来年が楽しみです♪