Golden 72 Hours
2010年8月31日 /事務局だより
明日9月1日は、防災の日です。
写真は、先日、佐藤、中川で国営の防災公園を視察した際に購入してきた防災グッズです。左から非常用のパン。真ん中の黒い棒は、ソーラーで光るライト。右端の赤い物は、車のガラスを割るハンマーです。
ためしてバッテン-暑さ対策編
2010年8月27日 /里山民家だより
うだるように暑い日が続き、熱中症の被害が相次いでいます。
今年の傾向は、室内での熱中症被害です。
では、どうすれば室内の暑さを和らげる事ができるのか?
今日は、里山民家敷地内にある作業小屋で、暑さ対策に効くと言われている対策を検証してみました。
因みに、作業小屋は、昔の作業小屋を再現してあるため室内にエアコンはありません。
まずは、小屋の外、日陰の熱中症指数を測ってみました。時間は12:13で、指数(WBGT)は28.3cです。因みに気温は、33.8℃です。
秋さがし
2010年8月24日 /里山民家だより
もう、暑いのはうんざり。
まだ、私たちは自然の中での仕事なので耐えられるのですが、都会で仕事をしている人は参っていると思います。寒い電車から暑いホームに吐き出され、炎天下のビル街を歩いてオフィスに入れば、また寒い。
大変だと思います。
昨日は処暑だったそうで、暑さも峠を越える日だったのですが、今日も里山は酷暑。
日陰でさえ36度まで上がっていました。
それでも秋は近づいている筈。
里山で秋らしさを探してみました。
「東京の緑の今、そしてこれから」シンポジウム
2010年8月21日 /みどりの市民協働
都庁都議会議事堂の都民ホールにて、
「東京の緑の今、そしてこれから」シンポジウムが開催されました。
主催は、東京都、セブン-イレブン記念財団、東京の緑を守る将来会議。
東京の緑を守る将来会議とは、
東京に残された貴重な緑を将来へ引き継いでいくことを願う、
有識者、樹林地所有者、NPOなど、様々な立場のメンバーが集まり、
設立されたものです。
NPO birthの佐藤事務局長もそのメンバーの一人で、
今回、この将来会議メンバーによる最初のシンポジウムとなりました。
夏の終わり
2010年8月20日 /四季おりおり
「いよいよ夏休みも終盤に入りました。
夏休みの宿題は終わりましたか?
真っ黒に日焼けしていることでしょう。
9月からまた元気にお勉強しましょうね。」
昔、学校の先生に頂いた暑中見舞いの文面です。
子供の頃の夏休みは本当に楽しかったですね。
セミを捕り、海に行き、スイカをいっぱい食べました。
ツクツクボーシが鳴きはじめると、ちょっと切なさを覚えます。
夏の終わりを感じるからです。
女神のご尊顔
2010年8月19日 /レンジャーの自然情報
この時期、里山の草陰に普通に見られるアオバハゴロモという昆虫であります。
美しい薄青色の羽衣をまとい、ホツリととまっているのです。
この美しい昆虫界の女神さまは、どんなお顔をしてるんでしょ。マクロレンズで見てみました。
かくの如く
2010年8月18日 /事務局だより
今日は休日。千葉の海水浴場に行ってきました。
最近の海水浴場には、監視員がおり、海水浴客を注意深く見守っています。
浜辺に寝転んで、監視員の動きを見ていると、危ないかな?と思われる子供の動きに合わせて浜辺を移動している。
野の仏
2010年8月16日 /里山民家だより
今日も暑い一日でした。
雑木林の中の気温は35度。
じっとしていても額から汗が流れおちてきました。
少し遅くなりましたが、今日は、高岡家の墓参りに行ってきました。
高岡家の墓は、里山民家奥の山の中にある古いお墓です。墓石には享保、宝永などの年号が刻まれています。江戸時代の初期から中期にかけてのお墓であり、その造りから、高岡家の繁栄ぶりをうかがい知る事ができます。
上がダメなら~
2010年8月13日 /里山民家だより
以前、お知らせした里山民家裏のつる性植物。
絡まる支柱がなくなり、右往左往していました。
暫くぶりで見に行ってみると、なんと!
こういう手があったのか!?
盆ごとに小さくなる父の後ろ姿
2010年8月12日 /四季おりおり
お盆でふるさとに帰郷している方も多いのではないでしょうか。
大渋滞の中を帰郷するのもたいへんですが、ふるさとで迎える父母も大変だと思います。
布団を乾かし、料理を作り、お墓参りの準備をしなくてはなりません。
香道
2010年8月12日 /四季おりおり
「道」という字がつく芸事は、数多い。
柔道、書道、茶道etc
では、「香道」という芸事をご存じだろうか。
香道(こうどう)とは、香りを楽しみ、日常を離れた集中と静寂の世界に遊ぶことを目的とした芸道で、一定の作法のもとに香木を炷(た)き、立ち上る香りを鑑賞するもの、とある。(引用:ウィペディア)
あまり一般的でない芸事だが、その歴史は古く、飛鳥時代に、推古天皇がはじめたと伝えられている。
番町皿屋敷(里山民家編)
2010年8月11日 /里山民家だより
昔々のこと、名家に奉公にあがったお菊という娘。
ある日、主人の大切にしている10枚ひとそろいの皿のうち一枚を割ってしまう。
娘はその責任を問われて責め殺され、井戸に投げ込まれてしまう。
その後、夜になると娘の亡霊が現れ、皿を数える。
「一枚、二枚、三枚~」。
そして、娘の祟りによってお家にいろいろな災いが起こり、衰亡してゆく、という怪談話。
この可哀想なお菊さんの名がつけられた昆虫が、前にも紹介したジャコウアゲハの幼虫又はサナギ。「お菊虫」と名づけられている。
MUSK(魅惑の香り)
2010年8月11日 /里山民家だより
里山民家の裏手に竹を組んだトレリスに、ウマノスズクサが絡んで成長している。
このウマスズクサに卵を生みに来るチョウがいます。ジャコウアゲハです。
ジャコウアゲハのオスの腹部からは麝香(じゃこう)に似た香りがするため、ジャコウアゲハと名付けられたそうです。
百日目の紅
2010年8月 9日 /レンジャーの自然情報
まだまだ暑い日が続いていますが、秋の足音が聞こえはじめました。
魚屋の店頭には、早くも初サンマが並び、クリ畑の栗の実はどんどん大きくなってきました。
この時期、目立ち始めるのがサルスベリの花です。
鮮やかな深紅や白の花が夏の盛りを告げているかのようです。
色即是空~
2010年8月 9日 /里山民家だより
寒い春から始まった今年ですが、5月以降、気温が高く、稲の成長は上々です。茎も太く、葉も青々と茂っています。恵みの雨のお陰で、田んぼにも活気が戻ってきました。
相変わらず多いのがイナゴ達。畔を歩くと、多くのイナゴが一斉に飛び立ちます。
そんなイナゴの一匹が、威勢良く飛び立った瞬間、稲と稲の間に張ってあったクモの巣にひっかかりました。
命の源
2010年8月 9日 /レンジャーの自然情報
昨夜半から降り始めた雨は、朝方まで降り続き、乾ききった里山を潤してくれました。梅雨明けから一月弱、狭山丘陵には雨らしい雨がなく、小川は涸れ、田の地面はひび割れていました。
心配だったのは水の生き物達です。
ヤゴやオタマジャクシ、ドジョウは、生き抜けたのでしょうか。
風立ちぬ
2010年8月 7日 /レンジャーの自然情報
今日は立秋でした。
日中は暑かったのですが、朝夕は、涼しい風が立ち、秋の気配を感じました。
日暮れ時、高い空の上に巻雲が流れ、秋の風情を醸し出しています。
乾いたイナゴを噛みしめながら
2010年8月 7日 /里山民家だより
大発生してしまった田んぼのイナゴ。
稲の葉がどんどん喰われていく。
イナゴにも好みがあるようで、古代米の葉には目もくれず、うるち米の葉ばかり食べています。
去年もイナゴはたくさんいましたが、それでも米は豊作でした。今年も大丈夫だと思いますが、これだけ多いとちょっと不安。
無駄だとは思いながらも駆除を試みました。
その量たるや半端じゃない。捕虫網を5分ほど振っただけで、網の柄がたわむほどのイナゴが網に入ってしまいました。
さて、どうしよう?
①土に埋める。
②田んぼに戻す
③佃煮にする
①は、手っとり早いが、無益な殺生のような気がする。
②は、一番簡単なのだが、稲が心配。
③は、資源を無駄にしない伝統的な文化だが、虫を料理しなくてはならない。
一日悩んだ挙句、結局③にチャレンジすることになりました。
安心の花
2010年8月 4日 /里山民家だより
夏らしい日が続いています。
青い空に浮かぶ白い雲。
雑木の梢をゆらす風。
虫取り網をふりまわす子供達の歓声。
里山の夏は日本の夏です。
暑い日中をさけて、夕暮れ時の里山を歩いていると、いつの間にか田んぼの稲には、青い稲穂が出ていました。
稲穂の中には、はやくも花を咲かせているものもあります。
備えあれば
2010年8月 2日 /レンジャーの自然情報
7月17日から7月31日までの間に、熱中症による死亡事故が全国で217人となった、という報道がありました。8月も高温が続くようなので、十分に気をつけて下さい。
さて、これからの季節、野外活動を行う際にもう一つ気をつけてもらいたいリスクがあります。スズメバチです。
年によって、被害状況にバラツキはありますが、年間20~30人の方がスズメバチに刺されて死亡しています。
夏の夜の彩り
2010年8月 1日 /イベント情報
西武園の花火が始まりました。
これから8月一杯、毎週土日の20:00~20:30に、狭山丘陵の夜空を花火が彩ります。
写真左下に見える赤い輪は西武遊園地の観覧車です。
北山わんぱく夏まつり
2010年8月 1日
東京東村山市にある北山公園で、
今年も北山わんぱく夏まつりが行われました。
地元市民団体の北川かっぱの会が中心となり、
地域の住民が一体となって開催される恒例のイベントです。
北川かっぱの会は、かつてドブ川となってしまった北川を、
再び子どもたちがいきいきと遊べる清流にしたいと、
地域で長年活動している市民団体です。
北山わんぱく夏まつりは、会の設立当初から行われており、
今年で15回目となります!