マツコデラックス様。
最近、バラエティ番組を中心に引っ張りだこのコラムニスト?です。
デカイ体と分厚いお化粧がチャーミングポイントの可愛い芸人さん。
で、正直な話、おじさんなの?、おばさんなの?どっち。
本来は、おじさんだが、衣装がおばさん、ということです。
さて、下の写真。
ウマノスズクサの花です。
今、里山民家の裏で見頃です。
この花もおもしろい奴で、メス→オスに変化します。
開花した頃は、メスです。
魅惑の匂いを発してハエを呼び集め、花の奥への引き込みます。
迷宮の洞窟に入り込んだハエは、「ハタッ」と気づきます。
「出口がない」
ところが、このタイミングで、花はオスに変化します。
すると、迷宮の洞窟の中にひとすじの明かりが差し込み、出口が開きます。
ハエは、花粉だらけの体で、息も絶え絶えになりながら迷宮の洞窟から脱出します。
「やっと出られた」
ほっと一息したのも束の間。
ハエは、また、魅惑の匂いに引き寄せられ、別の花の中に入り込んでしまいます。
「しまった!また、やってもうたぁ」
とハエが思うか、思わないかは分かりませんが、前の花の花粉を、別の花の雌しべに付ける役割を果たすわけです。
さて、マツコデラックス様。
女装という魅惑の罠に、はまってしまったのか?
それとも禁断の迷宮に入り込んでしまったのか?
ウマノスズクサの甘美な罠。
はまれるものなら、はまりたい。