つばめの子たちがどんどん大きくなっています。
つい2週間ほど前には、小さな小さな卵だったのに。
その成長ぶりには驚きです。
体が大きくなってくると、必然的に巣は狭くなってきます。
今のところ、なんとか納まっていますが、すし詰めです。
それでも昼の間は、子供達だけなので、まだ何とかなっているのですが、夜になると両親も一緒に過ごします。両親は、巣の縁につかまりながら夜を過ごしています。
ちゃんと眠れているのかな?ちょっと心配です。
今でこそ、日本の住宅事情も良くなっていますが、私が子供の頃、信じられないくらい狭い家に暮らしている友達がいました。落語の世界に出てくるような長屋の六畳一間に一家5人が暮らしていました。それでもおじさんもおばさんも元気で優しかったし、私の友達も明るい子でした。
橋詰くんという名前だったので、近所のおばさん達は、陰で「すし詰めさん」とか言っていましたが、当の本人達は意に介さず、って感じでした。
家は狭くても、家族が仲良しならそれで幸せ。
つばめ達を見ながら、遠い昔のことを思い出しました。
子供たちはもう少しで巣立ちです。
無事に巣だってくれることを願っています。