今日は暑かったですね。
東京でも真夏のようでした。
と言っても風はさわやか。
こんな夏だったらいいのに。
今日は、午後から事務所で書類整理をしていました。
こんな日に、書類整理など地味でつまらない仕事をしていると、それだけで損した気分になります。せめて初夏の風を部屋一杯にと思い、窓を全開にして仕事をしていると何者かの気配。
黒い影が目の前を横切りました。
「あれ!」
部屋を見回すと...。
正体はコイツ。
「なんで入って来るの?あんたのお家はお外でしょう。」
「お願いだからそこに巣を作るのはやめてね」
こっちも困りましたが、あっちはもっと困った様子。
部屋中、ホボリングしながら飛ぶので、棚の上とか、照明器具の上にたまったホコリが飛びまくり。
「せっかく部屋中に初夏の風を呼び入れたのに、これじゃ~台無し」
なんとかお外に出てもらおうと、追っ払ったのですが、ぜんぜんダメ。
「忙しい日に限ってこれだよ」
面倒なので放っておくことにしました。
しかし、一向に居座って出ようとしない。
というか、出口を見いだせない様子。
やがて日も暮れ、ふとアイディアが浮かびました。
部屋中を真っ暗にした上で、出口付近だけを明るくすれば、そっちに飛んでいくはず。
作戦はドンピシャ。
ツバメ君は無事、お外へ出る事ができました。
それにしても、こんな事もあるもんなんですね。
でも考えてみると、古来よりツバメは、商運の神として商人たちに歓迎されてきた存在。
てぇことは、きっと、幸運の使者がツバメに姿を変えて飛び込んできてくれたってこと。
これは吉報!
「これでbirthは安泰だ。ツバメさんありがとう!」