「根性」「松」と言って連想する事は?
「浪花節」「国松様のお通りだい」etc
(※作者注:若い世代には分からないと思います。)
「根性松」って言うと、なんとなく和風のど根性がらみの物語をイメージしませんか?
いきなり意味不明で済みません。
「根性松」というのは、ずばり↓これのことです。
よ~く見て下さい。
石から松が生えています。
最近は、「根性大根」だの、「根性人参」だのがニュースでも放映されるご時世。
「よし!」この松をマスコミに紹介して、取材でもしてもらおうか、なんて考えていると、世の中には、結構、「根性松」というものがあり、検索サイトで探してみると、あるわ、あるわ。日本全国、ライバルだらけ。
もともと松は、根性のある植物で、宮城の松島など、根性松だらけ。
それでも、なんとか有名にしてやりたい。
なんか、マスコミが飛びつくような気が効いた名前はないもんかねぇ~?、と同僚に相談すると、ゾウのお尻みたいに見えるので、「ゾウケツ松」ってのはどうかなぁ~、との返答。
確かにそう見えなくもないけど、品がないのでその場で却下。
良く考えてみれば、ヘタに有名になったりすると、必ず、抜いてやろう、なんて輩が出てくるので、ひとまずはソッとしておこう、という事になりました。
それにしても、この松は今後、どうなってしまうのでしょう。
いずれは、土台の石をかち割ることになると思います。
そうなれば「石割の松」という名で売り出せるかも知れない。
が、土台の石を割ってしまったら、この松は、割れた石と供に倒れてしまう訳で、結局、有名な松にはなれない。
という事は、土台の石と供に、倒れてしまった可哀想な松、「可哀想松」として売り出せば...。
無意味な空想はこれくらいにします。
まぁ、いないと思いますが、根性松を見たい方は、ご一報下さい。
そっと場所を教えます。