オーストラリア、メルボルンにて、4月11日から16日にかけて公園に関する国際会議が開かれています。
会議の名前は、「Healthy Parks Healthy People」。
43の公園や自然環境、福祉、観光、国や市などの団体が、パートナーシップを組んで開催する、大きな会議です。
佐藤も初日から参加するため、11日のお昼にメルボルンに到着しました。
飛行場の周りはユーカリだらけで、オーストラリアに来たんだなぁ~と、実感!
会議の開催場所は、メルボルンのコンベンションセンター。まちの中央を流れるYarra川のほとりにある、大きな会場です。
オープニングセレモニーが始まる午後3時には、たくさんの人が受付に集まってきました。世界35ヵ国、1000人を超える参加者があるそうです。
受付のまわりには、パートナー団体のブースが点在しています。
主催のParks Victoria(パークス・ビクトリア)、心臓病予防のHeart Foundation、うつ病患者の支援をするbeyondblue。
公園の会議といえば、いままでは造園技術や自然環境保全といった分野だけでしたが、この会議では、心身の健康に関わる団体とパートナーを組んでいるのが大きな特徴です。
式典会場に入ると、参加国の国旗が掲げられていました。
日本人は佐藤一人のようですが、ちゃんと日本の旗もありました! 嬉しいですね~。
最初に主催団体から挨拶があった後、先住民に敬意を表して、Wurundjeri Tribeという部族の伝統的な踊りが披露されました。
ユーカリの葉をもくもくと焚きながら、動物神になりきっての踊りは迫力がありました。
そして、ビクトリア州知事やパートナー団体の代表から、会議の趣旨などの挨拶が続きましたが・・・
最後に、beyondblueプロジェクトのヒップホップが披露され、会議は一転してショータイムになってしまいました!
公園関係者はスーツ姿が多く、お堅い感じなのですが、先住民やヒップホップの踊りなどが組み合わさり、なんともユニークなセレモニーでした。
さて、欧米の会議では、たいてい1日目の締めには立食パーティがあり、参加者同士が交流するチャンスです。普通のパーティと思いきや・・趣向が凝っていてびっくり!各国料理がそろっていて、みなさん、よく食べよく飲み、よくしゃべる~。
パーティの最中に声をかけた人のなかに、タスマニア島のレンジャーもおりました。ワッペンのマークも「タスマニアデビル」です。
さて明日からは、本格的に会議が始まります。
よくよくスケジュールを見たら、なんと明日1日だけで、基調講演のほかに、28の分科会があるのです。
朝から晩までびっちり!充実した6日間になりそうです。