テレグラフ・アベニューは
カリフォルニア大学バークレー校の学生が多く、
街中とはまた違った、活発な雰囲気の通りです。
この近くに、
バークレー校の学生食堂(CROSS ROADS)が新しくできました。
ここの特徴は
材料が全てオーガニックのものであること。
パン、ジャム、スープ、サラダ、
グリルしたチキンやマッシュルーム、
ベーコン、パスタにデザート・・・。
学食だけではありません。
街を歩いていると、
入り口にオーガニックと書かれたお店が
多いことに気が付きます。
スーパーマーケットでも
オーガニックの商品が
よく並んでいます。
いいことだと思ったらまずやる、
そんなバークレーの良い部分が発揮されているようです。
バークレー校の学食に限っても、
あれほどの食事をオーガニック食品で賄うとなると
それなりの農場、働く人がいて、物が必要で、
その物を作る人もいて・・・。
裏で動いている物事の大きさを想像すると
社会がその方向に動き出していることが分かります。
バークレー市内は個人経営のお店が多く、
その動きやすさも
後押ししているのかもしれません。
日本と同じなのは
おいしいこと、値段が少し高めなこと。
そしてこの2つ目が、
こちらでは安全で健康的な食生活への
ひとつのハードルになっています。
前回報告した西オークランドの都市農場のように、
地域住民がガーデンをつくり野菜を育てる活動が生まれたのは
こうした背景もあるのです。
等しく全ての人が
社会のより良くしていこうとする方向から
取り残されないように、
困っていれば力を貸し、繋げていくのが
私たちNPOの仕事なのではないでしょうか。
う~ん…。
そうですよね。
それがNPOの基本的な使命ですよね。
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「等しく全ての人が
社会のより良くしていこうとする方向から
取り残されないように、
困っていれば力を貸し、繋げていくのが
私たちNPOの仕事なのではないでしょうか。」
foxtail | 2010年3月 8日 17:18